モウセンゴケの匂いが気になるときは、水や水苔のせいかも!

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モウセンゴケの匂い
モウセンゴケは食虫植物です。

 

朝露のように見える葉先から分泌する粘液から甘い匂いをさせて虫を誘います。

 

動物のように自分で動いて捕食するわけではないので、誘う匂いを出すことが大切ですが、甘い匂いといっても人間が気になるほどの甘い匂いがするわけではありません。

 

虫などが反応する程度の匂いなので、特に気にする必要はないでしょう。

 

それとは別に、花が咲くと花の香りがしますが、食虫植物の場合は種を採取するのでなければ、花を咲かせずに花芽を切ってしまうことが多いので、花の香りが気になることもあまりないでしょう。

匂いがおかしいときは?

モウセンゴケの匂いがおかしい時や、異臭・悪臭がする場合は、モウセンゴケの匂いというよりも、それを育てる土壌に問題があることが多いです。

 

モウセンゴケは湿地に生えることが多いため、栽培する場合は水苔を使って腰水栽培を行うのが一般的です。

 

腰水にすると、頻繁に水をやらなくてはよいので便利ですが、常に水がある状態なので、水が汚れてしまうことがあります。

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特に、モウセンゴケは日光を好むため、日の光が当たるところに置くのが良いとされています。

 

そうなると、どうしても水の温度が上がりやすく、水に雑菌が湧いたり、水苔が腐りやすいのも事実です。

 

変な匂いがするときは、モウセンゴケの匂いではなく、水や水苔から匂いがしている場合もあるので、水をきれいに保つように気を付けて、こまめに水を替えるようにしましょう。

匂いが気になるときは

モウセンゴケの匂いが気になる場合は、水が傷んでいることも多いので、まずは水を替えてやりましょう。

 

モウセンゴケは真水で育てることが必要なので、水の状態が悪いとモウセンゴケの生育状況も悪くなってしまいます。

 

水を替えても匂いが気になる場合は、水苔が腐っていることもありますので、水苔の交換も行います。

 

水苔は100均やホームセンター、園芸店などいろいろなところで売っていますが、あまり安いものは品質が良くないこともあります。

 

値段の高い水苔に替えたら腐りにくくなった、ということもありますので、あまり値段が安いものを選ぶのはおすすめできません。

 

特に、頻繁に水苔を変えることができない場合は、品質重視で選ぶ方がよいでしょう。

 

モウセンゴケの葉や蜜からは本来人が気になるほどの匂いがすることはありませんが、匂いに敏感な人は購入前に園芸店でモウセンゴケの匂いをチェックしてから購入するとよいでしょう。

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