ドロセラ・スコルピオイデスをムカゴから育てよう

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ドロセラ・スコルピオイデスとは、ピグミードロセラの一種で、その中でも特に人気がある種類です。

 

ピグミードロセラは、オーストラリアなどに自生するとても小さなドロセアで、数十種類があるとされていますが、ドロセラ・スコルピオイデスはその中でも比較的大きな種類になります。

 

とはいえ、観葉植物としてはそれほど大きなものではないので家でも育てやすいサイズです。

 

スコルピオイデスという名のように、サソリのような独特の形をした葉が特徴です。

ムカゴで繁殖させる

ピグミードロセアを育てている人の多くは、ムカゴで繁殖を行います。

 

ムカゴとは、種子ではなく、植物の葉や茎の一部が栄養を蓄えて肥大化し、それが離脱すると新しく芽を出してその植物となるものです。

 

ピグミードロセアからは種もできますが、非常に小さい植物であるピグミードロセアの種は肉眼では見えないほど小さかったり、育てるのが困難であることから、ムカゴを使った繁殖のほうがやりやすいとされています。

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ドロセラ・スコルピオイデスのムカゴ

ドロセラ・スコルピオイデスはピグミードロセアの中では比較的大きくなる種類だけあって、ムカゴも肉眼で見えるほどの大きさであることが多いです。

 

ムカゴの状態で販売されていることもあり、ムカゴがら育てることを楽しむ人も少なくありません。

 

ドロセアは、植え替え時の株分けによって増やすことのできる植物ですが、ドロセラ・スコルピオイデスはあまり植え替えを好まないため、株分けをするよりはムカゴで増やしたほうが育てやすいでしょう。

 

ドロセラ・スコルピオイデスのムカゴは他の品種に比べると大きいので扱いやすいのですが、そもそもドロセラ・スコルピオイデスがあまりムカゴをつくりにくいという特徴をもつ種類なので、ムカゴができるように丁寧に育ててやる必要があります。

ムカゴからの育てかた

ムカゴからドロセラ・スコルピオイデスを育てるには、土の上に置くような感じで巻いてやります。

 

ドロセラ・スコルピオイデスあまり湿気を好まない種類なので、水苔よりは土に植えたほうが良いでしょう。

 

また、植え替えは基本的に行わないので、ずっとその鉢で育てるつもりで鉢を選ぶようにしましょう。

 

水は腰水でやるようにして、しっかり日光に当てることが大切です。

 

オーストラリア原産なので、日差しには強いのですが、最近の日本は真夏の猛暑が激しいので、あまりにも日差しが強い時は軽く遮ってやった方がよいかもしれません。

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