展示を見るは観るが正しい?

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展示会などをみに行く際には「展示を見る」なのか「展示を観る」なのか悩んでしまう方は少なくありません。

 

それぞれの正しい使い方や使う時のポイント、それぞれの意味についてご説明します。

展示を見る?展示を観る?

展示会などをみに行く際にはどちらのみるを使えば良いのかと言うと、基本的には展示を観るを使います。

 

こちらを選ぶことでより深く、よりじっくりと眺めるという意味があります。

 

展示会などで作品を眺める際にはこちらが正しいでしょう。

 

また展示以外にも舞台や映画もこちらの観るが使われます。

 

内容をしっかり理解することで成立する娯楽類の場合はこちら、内容の理解の有無に関係なく視界に入っただけであれば見るを使いますので使い方を間違えないようにしましょう。

展示を見るも間違いではない

しっかり中身を見るのではなく展示会をやっているのが遠くから見て見付けたという場合や、何となく会場をブラブラして見て回ると言う場合は、展示を見るという使い方も決して間違えではありません。

 

展示を見るだと絶対に間違いというのは勘違いですので使い方をそこまで厳しくせずとも良いでしょう。

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もちろんしっかりと展示を見て回った場合は展示を見るではなく観るを使います。

 

顧客や知り合いに招待された展示会や展覧会の場合はこちらを使った方がしっかり内容を把握しているように伝えられますので、相手にお礼を文章などで伝える際には必ずこちらの単語を使いましょう。

見ると観るそれぞれの違い

展示を見るという言葉よりも観ると言う言葉を使った方が、しっかりと展覧会や展示会を観ていることを相手に伝えられます。

 

そこまでシビアにする必要はありませんが、映画や舞台と同じように中身をしっかりと把握した上で使う場合は後者を使うのがベストです。

 

また、状況によっては「拝見する」や「伺う」という言葉に言い換えも出来ます。

 

どちらを使うべきか悩んだ時には「展示会拝見させて頂きました」「伺わせて頂きます」というようにシーンに合わせて使い分けるとビジネスシーンなどでは使いやすいでしょう。

 

もちろん相手が友人などプライベートのシーンであればそこまで気にする必要はありません。

 

展覧会に行く際などは展示を見る、もしくは展示を観るという言葉をシーンに合わせて使い分けましょう。

 

どちらを使っても間違えではありませんが、よりしっかりと内容をチェックしたことを相手に伝えたい場合は、見るではなく観るを使うのがベストです。

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