家計簿の交際費に飲み会を仕分けてもOK?

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簿記についての知識がある人なら、飲み会にかかった費用を家計簿のどこに仕分けるのが良いのか、それほど迷うことはないでしょう。

 

家計簿の項目や、飲み会の考えると、交際費に仕分けるのが良さそうですが、具体的には飲み会費用はどのように仕分けたら良いのでしょうか?

飲み会の費用は交際費

家計簿の仕訳では、飲み会にかかった費用は交際費に仕訳るのが適当でしょう。

 

家計簿の仕訳項目にはいろいろなものがあり、交際費以外にも食費やレジャー費など、飲み会が該当しそうな項目もあります。

 

家計簿なら、自分でルールを決めておけば、交際費ではなくてレジャー費に振り分けるという方法もアリかもしれませんが、厳密に言えば、飲み会の費用は仲間や友人との付き合いのために使った費用なので、交際費に仕訳るのがおすすめです。

 

ちなみに、家計簿の食費は、普段の食生活にかかる費用のことで、スーパーやコンビニなどでショッピングしたものや、自炊するのが面倒な日に外食した時の費用などが該当します。

 

リカー店でビールを購入し、自宅で配偶者と一緒に家で夫婦だけの飲み会をしたという時には、ビール購入代金を食費に入れても良いでしょう。

 

一方、交際費と混同しやすいレジャー費は、家族で楽しく過ごすために使った費用が該当します。

 

例えば、家族との外食でも、作るのが面倒で外食したりデリバリーを利用した場合には、レジャーではなく食費に仕訳るのが妥当ですが、特別なイベントや記念日などに家族で外食したという場合には、レジャー費に仕訳るのが適当です。

 

家族で居酒屋に出かけて楽しい時間を過ごした場合にも、飲み会をした相手が他人ではなく家族なので、レジャー費に振り分けるのがおすすめです。

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家計簿の仕訳に関しては、基本的には家計の管理をしやすいようにルールを決め振り分けることが大切です。

 

どこかの監査が入るわけではないため、少しぐらいルールから外れていても、自分が仕分けやすい方法で一貫性を持たせるのがポイントです。

 

例えば飲み会の仕訳に関しても、別のノートに、どんなタイプの飲み会はどの項目に仕訳るのかと記載しておけば、一貫性を持たせた仕訳ができるでしょう。

交際費には何を仕分ければよい?

交際費は、他人と楽しい時間を過ごすための交際に使った費用と定義できます。

 

そのため、友人や仕事仲間との飲み会にかかった費用は交際費に仕訳るのが適当ですし、ママ友とランチに出かけたり、女子会に参加したという場合にも、かかった費用は交際費に仕訳るのが適しています。

 

その他、友人とカラオケも交際費に分類するのが良いですし、友人とショッピングに出かけた時にカフェに入ってお茶を楽しんだというのも、交際費となります。

 

また、夫婦で家飲みする際にかかるビール購入費用などは食費に振り分けることができますが、友人を招待して家で飲み会をした場合には、かかった費用は交際費に仕訳るのが適当でしょう。

 

交際費は、飲食だけにかかるわけではありません。

 

友人へプレゼントを購入したり、冠婚葬祭でご祝儀を包んだという場合にも、費用は交際費からの出費となります。

家計簿によって費用項目が違います

家計簿では、使用するソフトによって費用項目が異なるケースが少なくありません。

 

食費はどの家計簿でも共通していますが、レジャー費の他に娯楽費があったり、交際費以外に迷ってしまいそうな項目が複数ある場合は少なくありません。

 

その際は、自分なりにルールを最初に決めて別紙にメモ書きしておくと、混乱することなく一貫性を持たせた家計簿を作ることができます。

 

また、家計簿ソフトでも、使わない項目は自分で削除できることが多いので、娯楽費とレジャー費を別の項目にすると分かりづらいという時には、一つにまとめて娯楽費とかレジャー費だけにする、という方法もアリです。

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