友達と遊んだお金は交際費に分類する?

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家計簿には、迷ってしまいそうな費用項目がたくさんあります。

 

その中でも、友達と一緒に遊んで使ったお金の仕訳先は、簡単そうで意外と難しいものです。

 

友達と遊んだものはすべて交際費として仕分けると、毎月かかる交際費の金額がとても多くなりますし、交際費の中でも具体的に何に使ったのかを把握しづらくなるでしょう。

 

友達と遊んで使ったお金は、本当に交際費に分類して良いのでしょうか?

交際費の定義を知ろう

家計簿は、誰かの監査や調査が入るわけではありません。

 

そのため、基本的には一貫性を持たせていれば、自分で仕訳やすい費用項目を使って問題はありません。

 

何でもかんでも交際費に振り分けてしまうと分かりづらいという人は、どの費用をどこに振り分けるのかと自分なりにルールを決めておけば、交際費ばかりが増えてしまうジレンマを避けられるのではないでしょうか。

 

交際費は、友達との付き合いのために使った費用、と定義づけることができます。

 

例えば、仕事仲間や友達との飲み会を始め、ママ友とのランチなども、すべて交際費に入ります。

 

冠婚葬祭などでご祝儀を包んだ場合にも、それは友達との付き合いのために使った費用なので、交際費に仕訳るのが良いでしょう。

 

それでは、友達と一緒にショッピングに出かけて欲しかった服を購入し、少し疲れたからカフェに入ってランチを食べた、という場合はどうでしょうか。

 

すべて友達と一緒に楽しんでいますが、これらは交際費とは別の費用項目に仕訳ることができます。

 

例えば、ショッピングに出かけて購入した服は、交際費ではなくて衣料費に振り分けるのが妥当でしょう。

 

また、友達とカフェでランチを楽しんだ際にかかったランチ代、そしてショッピングに出かける時に使った交通費などは、交際費というよりは、レジャー費として仕訳たほうがいいです。

 

レジャー費というのは、旅行や外出など、ちょっとしたレジャーの際にかかった費用のことです。

 

レジャーの際にかかった交通費や食費、テーマパークへの入場料などは、すべてレジャー費として振り分けるのが妥当です。

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交際費以外の仕訳ができるのはこんなケース

友達と遊んだと言っても、内容は多種多様です。

 

飲み会やランチなどは、交通費を含めて交際費として振り分けるのが良いでしょう。

 

友達と一緒に外出したり旅行に出かけたという場合には、交際費ではなく、レジャー費に打ち分けることで、交際費ばかりが膨らむことを防ぐことができます。

 

友達と映画を見たとか、友達を誘って外食に出かけたという場合にはどうでしょうか。

 

食費、交際費、そしてレジャー費という3つの費用項目しかなければ、映画を見る際にかかった費用はレジャー費に振り分ければいいですし、友人との外食なら交際費に振り分けるといいでしょう。

 

しかし、もしも家計簿に娯楽費という別の項目があれば、映画やビデオ、本など自分への自己投資ともいえる買い物にかかった費用を始め、友達を誘って外食しながら会話を楽しんだ際の費用は、娯楽費として仕分けることも可能です。

家計簿のルールは一貫性を持たせること

家計簿には、それぞれ複数の費用項目があります。

 

食費や交際費などは、どの家計簿にも存在しています。

 

しかしレジャー費や娯楽費に関しては、家計簿によりけりです。

 

そのため、費用項目にとらわれすぎず、自分なりにルールを決めて、一貫性を持たせることが大切です。

 

もしもこれから家計簿をつけ始める人、費用項目の見直しを検討している人は、直近1ヶ月〜2ヶ月の行動や支出を振り返り、シチュエーションごとにどんな費用項目に仕訳るのが妥当なのかを考え直してみてはいかがでしょうか。

 

より一貫性のある家計簿づくりができます。

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