退任のご挨拶回りに配る名刺。ハンコはどの位置に押すのがマナー?

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「上司に退任ご挨拶の名刺に押印を頼まれた」「退任ご挨拶の名刺を貰ったことがないから、ハンコを押す位置が分からない」「押す位置に決まりはあるの?」

 

社長などの重役は退任の御挨拶周りの一貫として、お世話になった方たちに名刺を渡すのが一般的です。

 

その際、自身の役職や名前の記入以外にも「退任御挨拶」と彫られたゴム印を捺印していきます。

 

もし上司にその押印作業を頼まれた場合、ハンコはどの位置を押せば良いのでしょうか。

退任の御挨拶として渡す名刺。ゴム印はどの位置に押せばいい?

ゴム印を押す位置ですが、縦型名刺か横型名刺かで異なります。

 

縦型の場合、ゴム印は右上の位置に押すのが一般的です。

 

一方、横型の場合は、ゴム印は左上の位置に押しましょう。

 

また名刺によって右上や左上にハンコを押すスペースがない場合もあります。

 

文字の位置が右上や左上ギリギリに書かれているケースです。

 

この場合は規定の位置に「退任御挨拶」と押せないため、上の空いたスペースにハンコを押しましょう。

 

下のスペースではなく、上のスペースに押すのがマナーになるため、注意してください。

 

ただ実際に退任される方に聞いてからにしたほうが良いでしょう。

 

本人の許可なく勝手に押してはいけません。

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「退任御挨拶」と刻まれたハンコを、名刺に位置がズレずに押す方法

ハンコを押す位置が分かっていても実際に押すときに、インクがにじんでいたり位置がズレていたりしては水の泡です。

 

大きな企業だと大量に押す必要があるためスピードを重視すると多少乱雑でも仕方ないと思われるしれません。

 

しかし退任の御挨拶は上司にとって一生に一度のことです。

 

キレイに押すことを心がけましょう。

 

ズレずにキレイに押すポイントとして以下のことに気をつけてください。

 

・水平な場所で押印すること
・捺印マットを敷く
・ゴム印につけるインクの量を適量にする
・ゴム印を強く名刺に押しつけない

 

退任の御挨拶用の名刺に押印する際は、水平な場所で行いましょう。

 

特に硬いテーブルの上だと印影が曲がらず、真っすぐに押すことができます。

 

捺印マットがあるとさらに良いです。

 

テーブルなどの台の上はたまに小さなデコボコした傷がある場合が多く、肉眼では確認しづらいです。

 

初めから捺印マットを敷いておくか、無ければノートを置いて代用しましょう。

 

またゴム印につけるインクの量も、少なければ印影がかすれてしまい、多ければ文字が潰れてしまいます。

 

スポンジに軽く数回ポンっと触れるだけで十分です。

 

ゴム印を名刺に押す際も、強く力を入れてしまえば文字がにじんでしまいます。

 

力加減には気をつけましょう。

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