開店前やプレオープンにバイトがすることとは?給料トラブルが発生したらどうする?

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開店に伴ってスタッフが募集される場合、開店準備や実際の営業に備えるための研修、プレオープンへの対応が行われます。

 

その後、本格的にオープンしたら、通常営業としての業務を行います。

 

開店前の業務としてバイトはどんなことをすることが多いのか、プレオープンに伴ってありがちな給料関係のトラブルなどをチェックして、万が一のケースに備えましょう。

オープン前のバイトがする業務内容

新規開店前の求人はオープニングスタッフと呼ばれ、様々な準備をします。

 

店舗の装飾や仕入れの確認、什器や設備の備えなどを行いますし、オープンに備えて、提供するサービスや商品の準備、お客様が来店することを想定した研修などもあります。

 

このように、実際にお客様に対応する前の段階でもかなり多くのことを行わなければならないので、開店後と変わらない人数のバイトが事前に雇われることが多いものです。

 

そして、プレオープンになったら、バイトも接客や調理などの通常業務同様の作業を行うことになります。

 

本格的な開店ではありませんが、いらっしゃる方はお客様と見なして対応しますので、スタッフにとっては実践の機会ともなります。

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プレオープンでの業務については給料が未払いになるトラブルも

実際に本格営業をしていないとはいえ、バイトもたくさんの仕事を行っています。

 

特に、プレオープンでは本番と変わらない業務となります。

 

しかし、中にはプレオープンや事前準備などの分について、給料が未払いとなるトラブルが見られます。

 

その言い分としては、開店をしておらず、バイトの研修で試験的な採用なので、給料は支払われないこととなっているとの主張です。

 

これは法的に間違っています。

 

たとえ研修であっても、試験採用であっても、給料を支払うべきなのです。

 

面接の際などに、オープン前は給料がないと言われていたとしても、法律上、支払いの義務があり、会社側の主張よりも法律が優先されます。

 

ただし、試用期間や研修期間中は時給が下げられるということについては、法律的には問題ありません。

 

もし、未払いが発生していたら、まずは会社と話し合います。

 

実際に働いた時間をシフト表などから計算して、いくらもらう必要があるのかを示します。

 

その際には、プレオープンでも支払いの義務があると主張することができます。

 

それでも全く聞いてもらえない場合は、労働局の総合労働相談センターに相談してみましょう。

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