直営店と正規店、専門店の違いとは?

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ブランドアイテムや特定の家電製品、美容製品などを販売しているお店には、いくつかの異なる種類があります。

 

たとえば、「直営店」とか「正規店」、「専門店」といった形です。

 

販売されている商品自体は一緒なのですが、その経営のシステムや働いているスタッフの雇用元などに違いがあります。

 

それぞれの特徴を確認してみましょう。

直営店と正規店、専門店の運営方法の違い

このどのタイプのお店でも、特定のブランドのものだけを扱っているケースがあります。

 

しかし、その経営者には違いがあります。

 

直営店といった場合、メーカーもしくはブランドそのものが直接経営しています。

 

ですから、そこで働くスタッフはブランド会社の社員やアルバイトです。

 

一方で正規店や専門店と言った場合、経営しているのはブランドそのものではなく、他の小売企業です。

 

そして、店舗スタッフもブランドに雇われているのではなく、店舗経営者によって採用されています。

 

商品仕入れの方法も違います。

 

当然、直営店はブランド自体が経営していますので、自分たちの製品をそのまま売っています。

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しかし、正規店や専門店というのは、メーカーから卸値で仕入れて販売しているのです。

 

こうしたことから、一部の業界では正規店や専門店のことを「代理店」とも呼んでいます。

 

製造元から仕入れるコストがかかりますので、利益率という意味では直営店よりも低くなる傾向があります。

 

業界やブランドによっても違いますが、正規店と呼ばれる場合、製造元から認証を受けていて、そこで売られている商品が純正品であるということが証明されていることが多いです。

 

もちろん、専門店でも純正品が売られているわけですが、ブランドから直に正規店と名乗って良いとされている分、信頼度が高いと言えるでしょう。

商品のラインナップの幅にも違いがある

どの店のタイプでも、同じブランドのものを扱っていますが、商品ラインナップの幅に違いが出ることもあります。

 

直営店はブランドの旗艦店となるということもあって、最新の限定商品が置かれていたり、廃番になっているプレミアが付いた昔のモデルを取り扱っていたりすることもあります。

 

さらに、直営店舗でしか販売されない限定商品なども出ることがあります。

 

正規店や専門店はそういった意味では扱う商品が少ないこともあります。

 

しかし、ブランドに限定されない商品揃えができますので、いろいろなブランドの商品を取り揃えたり、価格帯の異なるものを集めて、お店全体としてバリエーション豊富な取扱いができるのがメリットです。

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