「第〇営業日」とはどのようにカウントしたらいいの?

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日常生活ではカレンダーに従って日付を数えていきますので、金曜日から月曜日であれば4日間となります。

 

しかし、企業や店舗では営業している日で数えることもあり、そうなるとカレンダー上でカウントする日数とは違いが出てきてしまいます。

 

具体的にどのようにカウントをするのかをチェックして、誤解のないようにしたいものです。

「第〇営業日」という日数のカウントの仕方

営業日とは、その会社が営業をしている日のことを指しています。

 

たとえば土日を休みとしていて、平日は毎日営業しているケースを考えましょう。

 

金曜日から月曜日であれば、土曜日と日曜は休みですので営業日にカウントされません。

 

金曜日と月曜日は営業していますので、営業日数は2日間となります。

 

カレンダー上の数え方では4日間となるところが2日間となるため、違いを理解していないと大きな差となってしまうわけです。

 

これをベースにして、「第〇営業日」と数えていきます。

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営業日の起点に注意する

ここでの注意は、「3営業日後」といった使い方をする場合、当日は日数に入れず翌日からカウントすることが多いという点です。

 

つまり、月曜日に発注した商品が「3営業日後に到着します」と言われた場合、翌日の火曜日からカウントし始めるので水曜日に到着するのではなく、木曜日の到着ということになります。

 

この違いは「第〇日」という呼び方にも違いを生じさせることがあります。

 

当日を1日目に含めるのか含めないのかによって、起点が変わってくるからです。

 

発注を受けた日については、含めないとしている会社がほとんどです。

 

というのも、同じ1日の中でも、朝一番で注文を受けるのと1日の終わり近くに注文を確認するのとでは、作業の余裕に大きな差が生まれます。

 

より安全な方法を取るために、ほとんどの会社では発注日の翌日からカウントを始めますので翌日が「第1日」となるわけです。

 

「第〇営業日」を翌日からカウントしないケースもあります。

 

それは、「毎月第〇営業日を締め日とする」といった使い方をしている時です。

 

この場合は、発注を受けてから日数をカウントするものではなく単に毎月の決まり事ですので、単純にそれぞれの月の初めの営業日から数えていくことになります。

 

日数のカウントはケースバイケースとなりますので、どんな状況で使われているのかを見て判断しましょう。

 

その基準の違いで実際に数日間のズレが生じてしまうこともありますので、どの表現を使っているかを確認しておくことはとても大事なのです。

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