ケーキ屋さんの店休日って何曜日が多いの？

提供するサービスによってそれぞれの店舗の休みの日には違いがあるものです。

代表的なものとして、理髪店や美容院などは月曜日が多い傾向にあります。

では、ケーキ屋さんの店休日は何曜日が多いのでしょうか？

この業種特有の事情を考えつつ、その傾向を探ってみましょう。

ケーキ屋さんは店休日を月曜日か火曜日にしているところが多い傾向にあります。

というのも、ケーキ屋さんへの来店者数は土日に多くなる傾向がとても強いからです。

休みの日に自分や家族のためにケーキを買いに来たり、訪問する人に持参するプレゼント用として購入したりというケースが多いからです。

そのため、1週間のうちで最も忙しい土日を店休日としているところはほとんどありません。

忙しい土日が終わったタイミングで、お店を休みとしているわけです。

こうすることでスタッフが休息を取ることができますし、お店の設備の清掃や整備をしやすくなるというメリットが生まれます。

また、万が一故障やメンテナンスが必要となった場合、店休日に行うことでできるだけ稼ぎ時である土日にかからないようにできます。

このように、お店の経営や実務をスムーズに行うために、週の初めにお店を休みにしている傾向が強く見られるわけです。

土日にかからないという意味では他の曜日でも良いのですが、水曜日などはサービス業の方が休みであることが多いです。

そのため、土日に次いでお客様の入りが多い曜日となることもあって、水曜日の店休日もあまりありません。

金曜日は1週間の仕事が終わって夜の時間などにケーキ屋さんに立ち寄っていく人がいて、やはりニーズがあります。

こうしたことから、客足が連続して落ちる月曜日か火曜日のどちらかを店休日としている傾向が見られるのです。

ケーキ屋さんは季節や特定の日付によって売り上げが変わりやすいものです。

クリスマスシーズンやバレンタインデー付近の期間、母の日といった時期はかなり忙しくなります。

そうなると、曜日による店休日ではなく日付に合わせて休みを取ることも多くなります。

たとえば、ゴールデンウィーク中はずっと営業を続けて連休明けを休みとするといった形です。

また、クリスマスがもともとの店休日に当たった場合は、その日を営業日として次の日を休みにすることもあります。

個人で営業している店舗などは閑散期となる夏場に長めの休みを取ることもあり、お店による違いが出やすい業種とも言えるでしょう。