購入した覚えのない商品がクール便で届いたら…受け取り拒否できる?

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突然身に覚えのない商品がクール便で届いたらどうしますか?

 

家族がネットショッピングで購入したのか、親族や友人が送ってくれたのか、あなたは瞬時に判断できますか?

 

もし、高齢の親に身に覚えのない荷物が届いたら?

 

「送りつけ商法」という詐欺は年々増えていますので、対処方法を知っておくと安心です。

そのクール便は誰が送ったの?送り付け商法とは?

よく利用するネットショッピングサイトから、突然誰も購入していない商品が送りつけられてきて、無理やり買わされるのが送り付け商法詐欺です。

 

ポイントは、過去に利用したことがあったり、自分や家族がよく利用するネットショッピングサイトから送られてくるというところです。

 

たぶん家族の誰かが購入したのだろう、親族や友人が送ってくれたのだろう、とよく考えずにいつもの流れで受け取ってしまいます。

 

送り先の氏名、住所が実際使われているか、確認する目的で商品を送りつけてくる場合もあります。

 

また、購入確認メールが届く場合は、メールに記載されているURLから誘導するフィッシング詐欺のケースもあります。

 

これらで代金の支払いは発生しませんが、個人情報を取得する目的なので、特に注意が必要です。

クール便でも受け取り拒否できる?

購入した覚えのない商品がクール便で送られて来たら、受け取り拒否または受取保留にしましょう。

 

クール便だからと躊躇することはありません。

 

クール便を保留にした場合は、いったん業者に荷物を持って帰ってもらうことができるので、家族や親族に確認したり、ショッピングサイトの注文履歴を確認してから、再配達してもらうか、もしくは受け取り拒否するか選ぶことができます。

 

いったん落ち着いて考えることができるので、冷静に対応できます。

 

ショッピングサイトに確認する場合は伝票番号が必要になるので、伝票の内容をメモしておくと安心です。

 

商品を受け取らなければ売買契約は成立しませんから、心あたりのない荷物は受け取り拒否するのが一番確実です。

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不在票が入っていたけど受け取り拒否できる?

不在票が投函されていたけど送り主の欄が空欄になっていたり、または購入した覚えのない商品だったり、そんな場合は、宅配便のドライバーまたはサービスセンターへ受け取り拒否したい旨を伝えましょう。

 

着払いの荷物であっても、クール便でも、受け取り拒否することができます。

開封しても受け取り拒否できる?

数年前から、カニなどの魚介類がクール便で届き、相場よりも高い代金を請求されるという手口の送り付け商法詐欺が流行っています。

 

クール便で送られる生ものは受け取り拒否しづらいという消費者の心理を巧みに突いた詐欺です。

 

クール便で届いたものはすぐに開封することが多いため、詐欺の被害に遭う人が跡を絶ちません。

 

クール便でも受け取り拒否するのが一番良い方法ですが、もし受け取ってしまい、開封してしまったら、宅配業者に連絡して返品してもらいましょう。

 

後からでも受け取り拒否できます。

 

返品不可の場合でも心配はいりません。

 

特定商取引法によって、商品を使用せずに14日間経過すると返却の義務はなくなりますので、放置しておきましょう。

 

かといって、クール便で送られてくる生ものは14日間も放置できません。

 

その場合は、発送元の業者に連絡をして、引き取り請求をしましょう。

 

引き取りに来てほしいと連絡を入れれば、保管期間は短縮され、7日間になります。

 

発送元の業者が引き取りに来ても来なくても(大抵来ることはありませんが)、7日後に処分できます。

 

大切なのは代金を支払わないことです。

 

普段からネット通販サイトで買い物することが多い人や高齢者は、送り付け商法詐欺に特に注意してください。

 

覚えのない商品は受け取り拒否する、支払いを拒否する、使用しないという3つの基本を徹底してください。

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