よく似ているからこそ知りたい!バルコニーとベランダの違いはなんですか?

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■バルコニーとベランダの定義
普段洗濯物を干す屋外設備は、ベランダと呼ぶ人もいればバルコニーと呼ぶ人もいます。

 

どんな違いがあるのかよくわからないけれど、なんとなくオシャレに聞こえるバルコニーという呼び方が好き、という人もいるのではないでしょうか。

 

バルコニーとベランダの違いはなんですかという点に関しては、実際に工務店などでもはっきりとした違いがあるわけではなく、その人によって同じ設備でも呼び方が違うということはあるようです。

 

しかし、言葉の定義という点では、バルコニーとベランダにははっきりとした違いがあります。

 

バルコニーというのは、屋外に張り出している台のことで、屋根がついていないという特徴と、手すりがついているという特徴があります。

 

多くの場合には、階下の屋根の上に設置されることが多いのですが、屋根の上でなくてもバルコニーと呼び方に影響があるわけではありません。

 

バルコニーの種類の一つに、ルーフバルコニーというものがあります。

 

これは、ルーフ、つまり屋根がついたバルコニーと考える人が多いのですが、実際には屋根の上に作られているバルコニーという意味なので、バルコニーの上に屋根がついているというわけではありません。

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一方、ベランダというのは、屋外に張り出している台という点では同じなのですが、屋根がついているという特徴があります。

 

ただし、ベランダは台というよりは縁というニュアンスに近く、一般的に面積は小さなものが多く、屋根と言ってもベランダのための屋根というよりは、住宅の屋根が少し張り出していて、その下に設置された縁と考えると分かりやすいでしょう。

違いは屋根の有無?

バルコニーとベランダの違いはなんですかという言葉の定義だけを比較すると、ベランダは屋根がついているから雨が降っていても洗濯物を干せるのに対し、バルコニーは屋根なしだから雨が降ると洗濯物は干せないという違いがあります。

 

また、面積という点を比較すると、ベランダの方が小さく、大きなものはベランダというよりはバルコニーという呼び方となるという違いもあります。

使い分ける際の注意点

バルコニーとベランダの違いはなんですかという言葉の定義という点では、明確な違いがあります。
しかし、上記した通り、工務店やメーカーの営業マンの人でも、はっきりとした違いを理解していない人は多いですし、言葉の響きが好きな方を使う傾向にあります。

 

そのため、物件についての案内をしてもらう際には、バルコニーとベランダの言葉だけで安心せず、しっかりと内見をした上で確認することをおすすめします。

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