バルコニーの奥行1200mmは広いのか?狭いのか?

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■バルコニーの奥行は失敗しやすいスペック
バルコニーの奥行には、いろいろなスペックがあります。

 

実際に何も置かれていない状態だと、狭いスペースでも「このぐらいあれば十分かな」と考えがちですが、実際に物干しざおを置いてみると狭くて使い勝手が悪いということはよくあります。

 

例えば、賃貸アパートなどの場合には、奥行が900mm、つまり90cmというスペックが多いのですが、人間の肩幅は平均すると45cm程度ですから、900mmというスペックは人間が横に二人並んだ長さということになります。

 

ここに実際に物干しざおを置いてみると、洗濯物を干すときに体や頭に洗濯物が触れることになってしまうため、奥行という点においては900mmは決して十分な長さではないというわけです。

 

それでは、1200mmあるバルコニーなら、広さ的には広いのでしょうか?それとも狭いのでしょうか?

1200mmは最低でも欲しい長さ

バルコニーの広さは、そこで何をするかによってどのぐらいの広さがあれば十分なのかという点は異なります。

 

最低でも洗濯物を干すスペースとしては、洗濯物を干すときに体に当たらない長さとして、1200mmぐらいは欲しいと考える人は多いようです。

 

もちろん、このぐらいの奥行では、洗濯物を2列に干すことは難しいですが、少なくても洗濯物の下をくぐりながら干さなければいけないという事態をある程度回避することはできるでしょう。

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それでは、どのぐらいの奥行があれば、洗濯物を干すには十分だと感じられるのでしょうか?

 

もちろん個人差はあるものの、目安としては1500mmぐらいの奥行があれば、広くはないけれど狭くもないと感じられるようです。

 

1500mmというのは150cmのことで、小柄な女性の身長と同じぐらいです。

 

このぐらいの奥行があれば、洗濯物を回り込んで干すことができますし、濡れている洗濯物が頭とか体に触れることなく、服をハンガーにかける作業などもバルコニーで行いやすいのではないでしょうか。

モデルハウスで奥行のシミュレーション

戸建ての住宅では、ベランダの広さを自由に設定できることがあります。

 

もしもベランダに屋根を付けたい場合には、それが建蔽率に含まれるため、ベランダを広くすることによって室内空間が狭くなってしまうという可能性があることは、あらかじめ理解しておかなければいけません。

 

実際にどのぐらいの広さなのかを体感するためには、モデルハウスなどで実際にシミュレーションするのがおすすめです。

 

物干しざおがない空間では実際よりも広いと感じやすいため、できれば物干しざおや洗濯物がかかっている状態をチェックするのが理想的です。

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