ベランダをサンルームにする場合、室外機はそのままで大丈夫か?

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■サンルームにはたくさんのメリットがあります
一戸建てのリフォームの中でも、近年人気が高まっているのがサンルームです。

 

サンルームというのは部屋の開口口を広めにしたり、壁だった部分をガラス張りにすることによって、明るく光りがサンサンと差し込む空間のことで、これまでよりも部屋が明るく開放的になるという理由でリフォームを希望する家庭が多いのです。

 

サンルームを作ることには、たくさんのメリットがあります。

 

例えば、天候に関係なく洗濯物を干せますし、花粉とか黄砂、雨などの心配をする必要がありません。

 

それに、日当たりが良いという点ではベランダと同じ環境ですから、洗濯ものの乾き方にも問題はないでしょう。

 

またこの開放的な空間は、日光浴やペットが遊べるスペースとしても活用できます。

 

さらに、それまでは開口が少なかったベランダが全面ガラス張りになるため、開放感もアップするというメリットも期待できます。

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室外機はそのままでもOK?

しかし、もしも既存のベランダにエアコンの屋外設備などが設置されている場合には、干渉しないように室外機がきちんと外気を取り込めるような配慮が必要です。

 

ベランダに置かれている室外機をそのままにして、ベランダをサンルームにするというのはNGです。

 

室外機は構造上、外気の空気を取り込んで室内へ送るとともに、室内の空気を外へ排出する役割をしています。

 

そのため、外気は必要不可欠です。

 

もしもサンルームとしてベランダをガラス張りの閉鎖された空間にしてしまうと、この屋外設備は効率的に運転できなくなり、ショートなどのトラブルを起こす可能性が高くなります。

 

それに、外気を取り込むことができなくなってしまうため、室内の空気が悪くなってしまいます。

サンルームを作るなら室外機は移動

エアコンの室外機は、室内のエアコンとダクトによって接続されています。

 

ベランダにエアコンの屋外設備が置かれていて、そのベランダをサンルームに改造したいのなら、室外機はダクトを延長して別の場所に移動させるなどの対策を講じると良いでしょう。

 

もしもダクトの延長に抵抗がある場合には、室内に設置しているエアコンの場所を移動するという方法もあります。

 

DIYでは難しい作業となりますが、業者に依頼すれば問題なく対応してくれるので安心です。

 

エアコンの屋外施設をベランダに残したまま、干渉することなくサンルームを作るという方法も可能です。

 

ただしこの場合には、リフォームにかかる費用が少し割高になってしまう可能性があるため、業者とよく相談した上で決めることをおすすめします。

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