トイレの便器の数え方の単位は何?

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ものにはそれぞれ数え方の単位があり、なかには独特な固有の数え方をされるものもあります。

 

実はトイレの便器にも数え方の単位があるのです。

 

トイレの便器の数え方には複数のパターンがあり、トイレの置かれている状況で変化します。

トイレの便器の数え方の単位

1つ目は「据」で、読み方は「すえ」となります。

 

一据(ひとすえ)、二据(にすえ)というように使います。

 

便器は一度その場に設置したら据え置いて動かさないという特徴から生まれた単位とされています。

 

据は他にも金庫などを数えるときの単位としても使われます。

 

2つ目は「穴」で、こちらはトイレの便器の形状をそのまま数え方の単位です。

 

読み方は「けつ」となります。

 

一穴(いっけつ)、二穴(にけつ)というような数え方をします。

 

日本では和式便器というものがあり、男性用の場合は大便用と小便用に分かれていますが、洋式便器には男性用・女性用の区分がほぼありません。

 

このため、大便用と小便用を兼ねる洋式便器のことはこの穴という単位で数えられることが多くなっています。

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「穴」は主にトイレ業界のカタログ等で使われる単位でしょう。

 

3つ目は「基」で、主に公園等の公共の場のトイレに対して使われる数え方の単位です。

 

読み方は「き」となり、一基(いっき)、二基(にき)というように使います。

 

この単位はほかにも工事現場等の仮設トイレに対してもよく使われます。

 

「き」に関しては、漢字での表記を「器」とする例も多々あります。

 

主にトイレ業界のカタログ等で見られる表記ですが、辞典などではトイレの数え方として記載されていないことが多いです。

他の単位もある?

トイレの正式な数え方の単位としては「据」であるとされていますが、わかりにくい、ピンとこない等の理由でわかりやすい単位が使われることもあります。

 

例えば、「器」や「台」などで、家を新築する際やリフォーム等の場面で使われることがあるでしょう。

 

間違えているというわけではなく、よりわかりやすくする目的で使われている数え方の単位です。

施設としてのトイレと便器の数え方は違う

トイレの数え方として一ヶ所、一つ、一棟、一室などを耳にしたこともあるでしょう。

 

こられの数え方の単位はトイレ施設を数える時の単位で、トイレの便器の数え方とは異なるものです。

 

ちなみに、トイレに欠かせないものであるトイレットペーパーの数え方には一個や一ロール、一巻(まき)、一本などがあります。

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