水苔はどこで売ってるの?
■洋ランの栽培にぴったりな水苔
通気性が良く使い勝手も良いことから人気の水苔は、洋ランや万年青(おもと)の栽培にはぴったりな植え込み植物です。
表面に気孔が無数にあいているので茎や葉に水を蓄えておくことができ、さらには水はけも大変良いという優れた特徴があります。
天然に生息する水苔は、世界には150種類、国内には50種類ほどあるといわれていますが、国内のものは保護対象になっているので見つけても勝手に採って使うことはできません。
水苔はどこで売ってる?
そんな水苔はどこで売ってるのでしょうか。
それは、園芸用品店をはじめとしてホームセンターやインターネットで気軽に購入することができます。
また、どこで売ってるか探していて100円ショップに並んでいるので見かけたことのある方もいるのではないでしょうか。
比較的値段が安いものはチリ産やメキシコ産のものがほとんどで、国産やニュージーランド産のものは値段は少し高くても質はとても良いといわれています。
しかし、値段が高いといっても園芸用品の中では決して高い部類に入るわけではありませんので、お気に入りの植物を育てるのなら少しでも質の良いものを求めてみてはいかがでしょうか。
ほとんどのものは乾燥させたものが袋詰めされて売っているのですが、一度に使い切るのが難しいほど大量に入っているものが多いです。
洋ランの栽培に使用するのなら尚更良いものを使うようにしましょう。
スポンサーリンク水苔の扱い方
水苔はとても傷みやすいので、使い切れない分は袋から出して密閉袋に入れて保管していきます。
日が当たらず通気の良いところにおいておけば、1年程度は品質を保つことができます。
また、使う際には水で戻すのですが、水に戻して使いきれなかった分は日光に当てて再び乾燥させれば同じように保管しておくことができます。
湿気を含んでいるとカビが生えてくるので、完全に乾かして密閉することが重要です。
生の水苔は自分で育てることもできる
また、生のタイプであれば自分で育てることもできます。
育てるのに理想的な環境は、明るい日陰か半日陰の場所で気温は10℃くらいを保つことのできるところです。
丁寧にほぐしたら、緑色のものだけを容器に植え付けていきます。
容器はプラスチックか陶器性のものがおすすめです。
植え付ける土台として、水で戻した乾燥タイプのものを容器の底から1/3程度の高さまで敷き詰め、その上に3〜5センチにカットした育てる水苔を植え付けていきます。
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