カトレアのバルブがしわしわになる原因と対処方法

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■カトレアのバルブがしわしわになる原因とは
大変カラフルで可憐な花を咲かせるカトレアですが、気がつくとバルブがしわしわになっていたということはないでしょうか。

 

バルブとは、地下茎から伸びている少しふっくらとした部分で、バルブの上に葉っぱがつき、そこから「シース」と呼ばれる鞘ができます。

 

シースの中から美しい花をつけるのですが、バルブに水がしっかりと行き渡っていないと、バルブがしわしわになり、美しい花をつけることができません。

しわしわになったカトレアのバルブ対処方法

しわしわの対処方法は、根に水分を含ませることです。

 

問題のカトレアを鉢から取り出すと、根がぐるぐると巻きついていたり、鉢に根がへばりついているかもしれませんが、出来るだけ根を切り落とさないように注意して鉢から取り出してください。

 

ただし少々根が取れてしまったぐらいでは、茎はびくともしないので、あまり気にしすぎる必要はありません。

 

太い根の周りに細い糸状の根がついていることがありますが、糸状の根はこれから水を含ませても回復しないので、切り落としても大丈夫です。

 

からまった根を軽く指でほどいていきますが、からまりがひどい場合は、トレーに水を入れて、その中に根の部分を入れてから、根のからまりをほどくようにしましょう。

 

根のからまりが取れたら、水につけていきます。

 

乾いた根は白っぽくなりますが、水を含んでいくと、しだいに緑色に変化していきます。

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カトレアを植え替える時の注意点

今度は水苔の準備に入りましょう。

 

水苔に水をしっかり含ませてボール状にしていきます。

 

水苔に水を含ませる時間に決まりはなく、1時間という人もいれば、丸1日という人もいます。

 

水苔が十分に水を含んだら、繊維にそって、縦に並べるようにしてから、ボール状にしていきましょう。

 

水苔は縦に並べてから丸めていったほうが、水の通りが良いからです。

 

水苔ボールでカトレアの根を包み込んでいき、それを鉢に植えていきましょう。

 

カトレアは多少窮屈な感じの環境が好きなので、できるだけ隙間のないように植えていってください。

 

カトレアは直射日光が苦手なので、夏場は日陰に置くか、遮光してあげましょう。

 

大体15°〜30°くらいの高温多湿の環境が好きなので、冬は屋内で育てるように注意してください。

 

肥料はあまり必要としませんが、春と秋に月に2回くらい液体肥料を与えれば、綺麗な花をつけてくれます。

 

水やりは水苔が乾いたら、水苔に向けてジャッと与えるようにしてください。

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