拝受の反対語と対義語は何?尊敬語もしっかりチェック!

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ビジネス文書やメールなどで用いられる機会の多い「拝受いたしました」という言葉。

 

相手から何かを受け取った場合に使われるイメージがありますが、反対語や対義語はあるのでしょうか。

 

尊敬語として適切かどうか、ということもしっかりとおさえておきましょう。

拝受の反対語と対義語!尊敬語は何?

「拝受」は敬語のなかでも謙譲語として分類されており、相手との関係性のなかで自分の立場を低めるために用いるのがマナーであるとされています。

 

拝受の反対語・対義語としては、「相手からの好意や贈り物を受け取らない」というニュアンスであれば遠慮、拝辞、保留、謙遜などがあります。

 

また、自分が贈る側になる、という意味の拝受の反対語・対義語であれば、「笑納」があり、笑納させていただきます、と言えば、「これはそれほど気を遣わなくていい贈り物ですので気軽に受け取ってください」というニュアンスを伝えることができます。

 

なお、拝受の反対語のほかに、類語としては査収、受領、頂戴などがあり、拝受の反対語・対義語と合わせて類語についても把握しておくことで社会人としてのボキャブラリーが広がります。

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拝受の反対語・対義語と合わせてチェック!拝受は尊敬語になる?

ビジネスメールでは拝受の反対語・対義語を尊敬語として用いている場合がありますが、日本語のルールとしては「拝受」は謙譲語であり、尊敬語として用いるのは誤りです。

 

尊敬語ではありませんので、したがって、「先生が拝受なさいました……」などと使うのは敬語表現として適切ではないと言えます。

 

そのほかにも、拝読、拝見、拝謁など「拝」という文字が使われている熟語は基本的にすべて謙譲語であり、尊敬語として用いるのはマナーとしても誤りですので、拝受の反対語・対義語と合わせてしっかりとおさえておきましょう。

 

なお、拝受の尊敬語としては御査収、などとするのが正しく、ビジネスメールなどでは「ご査収いただきました」などと書くのが一般的であるとされています。

 

拝受は謙譲語ですので、尊敬語としては用いることができません。

 

拝受の反対語・対義語としては拝辞、遠慮、保留、笑納などがあり、類語のほうは、査収、頂戴、受領などが挙げられます。

 

また、尊敬語としては御査収、お納めいただく、などの表現があり、反対語・対義語、類語と合わせてビジネスメールでよく用いられるボキャブラリーですので、社会人の基本的な作法としてまとめて覚えておくと日常業務もスムーズに進めることができます。

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