気になるとたまらない!椅子の足の名称は?

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キャスタータイプではなく、どこにでもある椅子の足の名称、普段は「イスの足」と呼ぶことが多いのですが、いざ正しい名称は?と考え始めると思い浮かばないことがほとんどでしょう。

 

「イスの足はイスの足だ!」と言ってしまえばそれまでですが、1度考えると気になってしまうのも確かです。

実はあった正式名称

椅子の足、イスの足、椅子の脚…と色々呟いてみても、どうしても他の呼び名が思いつかない人も多いでしょう。

 

椅子は生活に馴染みすぎているのでさらに思いつきにくいものです。

 

調べてみたところ、椅子の各パーツにはきちんとした名前がついていました。

 

座面(腰を下ろす部分)を支えている複数のパーツ、つまり椅子の足ですが、これは「前脚」「後脚」が正式な名称のようです。

 

前脚は座面の前方から出ているものです。

 

対して後脚は座面の後方から出ていることがあれば、背もたれから繋がっていることもあります。

 

椅子の形状によっては一般的な4本足とは限らず、また、前後に必ずしもついているわけではないのですが、「椅子の足の正式な名前は?」と聞かれたとき、「前脚、後脚」と答えておけば及第点でしょう。

 

少し胸を張って言うと格好よさそうです。

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【豆知識】4本足は「ウィンザーチェア」

椅子の足の話になるときは、おおむね4本足タイプの椅子について話すことが多いでしょう。

 

そのときに披露できる豆知識として、「4本足のタイプはウィンザーチェアという」というものがあります。

 

ウィンザーチェアの強度は足部分よりも座面部分に注目されています。

 

座面部分の強度が強ければ、椅子の強度が上がるタイプです。

 

しかし足もその強度を支える強さが必要ですので、前脚、後脚の4本の間には補強のための足が横に通されています。

 

この横の足が脚の強度を上げる役割を果たしています。

 

横の足は「脚貫」「つなぎ貫」という名称です。

 

脚の強度を上げるという立派な役割を果たしているのに「椅子の足」と認められないのは残念です。

 

しかしこの脚貫とつなぎ貫がなければ4本足の椅子は強度が下がり、体格の良い人が座ったら壊れてしまいかねない可能性があります。

 

縁の下の力持ちと言うべきでしょう。

 

日常生活の中で当たり前のように使っている椅子ですが、脚ひとつとっても呼び名や役割がきちんとあることに面白さを感じるものです。

 

改めて周囲を見回すと、案外そんなものが多いと気付くでしょう。

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