横断幕を布で作るには?墨が滲まない方法
お祝い事や式典の際に必須となるのが横断幕ですが、自分で手作りするにはどうしたら良いのでしょうか。
布に墨で文字を書くとなるとどうしても滲みが気になってしまう場合もあるでしょう。
こちらでは横断幕を作る際、布に墨が滲まないようにするにはどうしたら良いのか、注意点をご紹介していきます。
横断幕を自分で作成する際に用意するもの
専門業者に横断幕を発注しても良いのですが、それだとどうしても費用がかかってしまいますし、納期が遅い場合式典や祭典に間に合わないといった問題も出てきます。
そういった場合は自力で横断幕を作ることが好ましいとされており、作成する際には色々な材料を用意する必要があります。
横断幕を作る際に一番重要とされているのが「布」です。
布がしっかりしていないと安っぽい仕上がりになってしまいますし、当然墨で文字を書いた際には滲みやすくなってしまう傾向にあります。
布は手芸店で手に入れることができますが、薄手の布ブロードか、厚手のオックスフォードのどちらかを選びましょう。
業者が使用する素材はトロマットかターポリンと呼ばれるものですが、手芸店では取り扱いがないことが多いです。
デザインや文字を下書きしたら、墨、絵具、水彩スプレーなどの道具を使って文字を書いていきます。
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また、防水加工などする場合は防水スプレーも必要になります。
布に墨が滲まないようにする工夫
横断幕にふさわしい布を用意したとしても、上手く作れなければ材料が無駄になってしまいます。
墨で文字を書く場合はさらに難易度が高くなりますので、極力滲まないように工夫する必要があります。
まず、墨で書く場合は専用の墨汁を使うと安心です。
通常墨汁は紙に書くように作られていますが、布専用のものを使うことで滲みが少なくなり、くっきりとした仕上がりになります。
他には、墨汁に滲みにくいポスターカラーを混ぜたり、墨汁の上からチョークで塗ったりするといった方法もあります。
チョークの粉が水分を吸い取ることで滲みを防止するというもので、イラストを書く際に使うと便利です。
ただし、これらの方法は便利である一方で、ポスターカラーの場合は配合が難しく、チョークで塗る際には素材が汚れてしまったり、くっきりとした感じは出ないなどの問題があります。
いずれにしても紙に筆で書くよりも難しいので、慣れるまでは使わない布で練習した方が良いかもしれません。
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