どうしたら専任講師から准教授になることができるか

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専任講師が准教授になるには、ある程度の経験や研究実績が必要です。

 

そのため経験を積んだ40代前半〜40代後半くらいに講師から准教授にステップアップする人が多いようです。

専任講師と兼任講師

講師には2種類あります。

 

専任講師と兼任講師で、前者は大学に直接雇用され、教員として常に大学に通います。

 

一方、兼任講師は担当する授業があるときのみ大学に通います。

 

大学に雇用されているわけではないため、複数の大学で授業が受け持てます。

 

一般的に兼任講師は准教授や教授へと昇格していくことは難しく、専任講師であれば次のステップとして准教授に昇格できる可能性が高くなります。

 

つまり、現在専任講師である場合は、将来准教授になれる確率は高くなります。

講師の年齢は40代前半がピーク

大学で教員職は教授を筆頭に准教授、講師、助教、助手という段階があります。

 

大学を卒業した後に教授を目指し教員職に就く場合、まずは助手から始めて徐々にステップアップするのが一般的です。

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ある大学の場合で講師として働く人の年齢のピークは40代前半です。

 

つまり、40代前半くらいまでは専任講師職を務めている人が多いことが分かります。

 

准教授の場合は30代後半から徐々に増え、ピークは40代後半です。

 

専任講師から准教授にステップアップするのは、おおよそ40代ごろと考えるとよいでしょう。

 

つまり、専任講師から准教授になりたいなら、40代くらいまでは待つ必要があります。

 

ちなみに次のステップである教授には40代前半でもなるケースがありますが、ピークとしては50代に入ってから教授に昇格する人が多くなります。

 

ちなみに大学の教員の割合を見ると、教授が最も多く、次いで准教授、助教となり、講師は最も少なくなります。

 

専任講師としてしっかりと経験を積めば、准教授になれる可能性は高いのです。

論文を相当数提出する必要がある

大学の教員は単純に学生に対して授業するだけが仕事ではありません。

 

学生の研究を指導したり、研究活動をして論文を提出したりすることも必要です。

 

専任講師から准教授にステップアップするためには、論文を相当数提出することが必要となるケースがあります。

 

ただ相当数の論文を提出していなくても、教授からの推薦があれば准教授になれる場合もあります。

 

実際30代後半でも准教授になれる人もいることを考えると、経験や論文数以外の要素が関わっていることが分かります。

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