箇条書きの場合の数字の順番は決まっている?表記方法は?

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ビジネス文書では箇条書き形式で重要事項を記載するのが一般的ですが、その際、数字の順番はルールによって決まっているのでしょうか。

 

ビジネス文書などで箇条書きを使用する場合の数字の順番についてケース別に検討していきましょう。

特にルールはない?箇条書きの表記方法

国内外問わず、ビジネス文書などでよく使われる箇条書きには、必要事項をポイント別に表記したり、本当に大切な情報を見やすく整理したりする、という意味があります。

 

日本においては、箇条書きの各項目にはそれぞれに通し番号を割り振るのが一般的ですが、その場合、順番や表記方法については特に定まったルールはありません。

 

ちなみに、箇条書きには「公文書方式」という様式があり、ビジネス文書などでも適用されています。

 

公文書方式では、横書きの文書であれば算用数字を用い、縦書きの文書であれば漢数字を使うのが基本ルールとされています。

 

また、最近ではメールやクラウドサービス上でビジネス文書を送付するケースが一般的になりつつあります。

 

電子化されたビジネス文書で気をつけたいのが表記方法です。

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環境依存文字にあたる数字を使用してしまうと、先方の環境によっては文字化けを起こし、正常に読み込めなくなってしまう可能性がありますので、公的なビジネス文書では半角英数字を使用するのが基本となっています。

数字以外の表記方法はある?順番のルールは?

数字以外でも、ビジネス文書ではいくつかの文字が箇条書きの記号として使用されています。

 

教科書などでも一般的なのがカタカナで、他の文字と混同することのないよう、カッコつきで順番に表記されるのが一般的になっています。

 

古い時代の公的文書では、イロハの文字が使われるケースもあり、国語や音楽の教科書でもおなじみです。

 

多国籍企業の場合は、数字ではなくあえてアルファベットを用いているケースが多いようです。

 

このように、表記方法に定まったルールはありませんが、どの立場の人が見てもひと目で重要な情報を認識できることがポイントで、その意味でも数字がもっとも適していると言えるでしょう。

 

情報を見やすく整理するうえで箇条書きは非常に合理的な表記方法です。

 

順番や表記には特別なルールはありませんが、ビジネス文書では可読性と客観性が何よりも求められるため、カタカナや漢数字は避け、国を超えて理解される数字やアルファベットを用いるのが一般的な形式となっています。

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