【花輪の数え方】どう数えたら良い?
家族や親戚、友人などに対し、花輪を送る必要が生じることは、誰でも一度は経験することになるかと思います。
そのような場合に困るのは、その数え方ではないでしょうか?
いざという時に備え、花輪の数え方について学んでおきましょう。
花輪(花環)の基本的な数え方
「花輪(花環)」とは生花もしくは造花を丸く輪の形にしたものを意味します。
歓迎や慶弔、表彰の意を表すために、催しものなどで使用されるものです。
花輪は種類によって数え方が違ってきます。
花輪に用いられる数え方の単位として、「本(ほん)」「基(き)」「輪(りん)」等が挙げられます。
首にかける花冠やレイを数える場合に用いる単位が「本」です。
開店祝いなどに送る花環には「基」や「輪」なども用いられます。
葬式での数え方
葬儀に使用される花輪は、特に「供花」と呼ばれます。
1つ供える場合は、1基、2基と「基」で数えます。
2つ備える場合は「1対」と数えます。
これは2基を1組とする数え方です。
かつて仏教式の葬儀に供花を供える場合は1対単位で供えることが一般的でしたが、現代では1基単位で供えることが多くなっています。
スポンサーリンク宗教によって呼び方が違うことに注意
「基」や「対」は、基本的には仏式の葬儀における供花(花輪)の数え方です。
神式の葬儀でも「基」や「対」を用いますが、キリスト教式の葬儀では、この数え方は使わないことに注意してください。
キリスト教式の葬儀における供花は、仏式のような大きなものではなく、持ち運びできる籠のような形状となっています。
このことから、「カゴ」を単位として用います。
「基」や「対」とは呼ばないことに留意しましょう。
また、供花に用いる花の種類も宗教ごとにそれぞれ違うので、供花を手配する際には、行われる葬儀の宗教に合わせる必要があります。
葬儀で供花を送る場合は遺族に確認を取る
葬儀に供花を送る場合、まずは遺族に送っても良いかどうかの確認を取ることが大切です。
近年では家族葬や自宅での葬儀など、小規模な葬儀を身内だけで行うケースも増えているので、そのような場合、供花を送れない場合もあります。
とはいえ、身内を亡くした遺族に対して供花の数などをいちいち確認することもかえって失礼に当たりますので、送ってよいかどうかの確認だけを取って、後は葬儀会社の連絡先を訊き、そちらに相談しましょう。
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