なんとなく風流?日本的な数え方もある、みんなが迷うカーテンの枚数の数え方

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日本ではユニークな物の数え方が多くあります。

 

たとえば、タンスなら「棹(さお)」、うさぎなら「羽(わ)」などは有名ですが、カーテンを数える時の単位をご存知の方は少ないでしょう。

 

カーテンは布なので、布の数え方と同じように「枚」が正しいように思えますし、実際に多くの人が「枚」で数えているはずですが、カーテンの枚数はどのように数えるのでしょうか。

意外にみんな迷っている枚数と数え方

カーテンを購入するとき、枚数と数える方法で迷ってしまう人も多いと思います。

 

1つの窓といってもガラス窓が二つあり、その上を走っているレールは1本であるとき、カーテンの枚数は1枚とカウントすべきなのでしょうか。

 

それとも2枚を1対とするのでしょうか。

 

これは実は「2枚」であり、量販店などでは「2枚組」というパッケージになって販売されていることがあります。

窓が1枚のときの数え方

窓が1つであっても、カーテンが両開きになっているものと、片開きになっているものがあります。

 

両開きになっているものはカーテンが2枚必要であり、この場合は2枚で1組、1対です。

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しかし片開きの場合は、カーテンを窓の片側によせるスタイルで1枚しか必要なく、数え方は1枚で1組です。

 

つまり、カーテンのスタイルや1つの窓で必要とされる枚数によって、カウントされる枚数が違ってくるのです。

実は色々な数え方がある!

カーテンを1枚、2枚と数えるのが普通となっていますが、実はカーテンの数え方には様々あります。

 

例えば「点」という単位は、私たちに馴染みがある数え方でしょう。

 

「1点」、「2点」と数えるのは、他の雑貨でも使われる数え方なので、それほど違和感はないと思います。

 

しかし、古い数え方には、「張(ちょう)」とか「張り」というものもあるのです。

 

「1張」、「2張」という数え方は、提灯など紙などを貼って使う生活用品を数えるときに使用されていました。

 

そのため、テントや蚊帳も布を張って使う生活用品も同じカウントの方法が取られ、「1張」とか「ひと張り」という風に数えるのです。

 

紙や布ではないですが、弦を張るのも「張る」ものに該当します。

 

そのため、弓や琴も張って使う道具や楽器ということで、「1張」とか、「ひと張り」とカウントします。

 

カーテンは窓に「張る」というわけではないのですが、使用されている状態から「張る」とみなされます。

 

昔から伝わる日本の数え方である「張」や「張り」という数え方は、どこかしら風流な感じがするのではないでしょうか。

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