印刷業社に印刷を頼む時は要注意!素人には分かりにくい枚数と丁数の考え方

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自費出版で自分の今までの人生を世に出すとか、学校や職場、サークルなどで、記念に本を出版するといったことは多々ありますよね。

 

本を出版するには、印刷所に印刷をしてもらわなければならないわけですが、私たち一般人が考えている「枚数」や「丁数」と、印刷所のそれとは大きな違いがあります。

 

この考え方のズレのせいで、予定通りに出版できないということがあるので、注意が必要です。

そもそも1ページの違いは何?

私たちが考えている1ページとは、本の中の1枚の紙を考えるでしょう。

 

しかし、印刷業界では、1ページとは片面のみしか表しません。

 

1ページは1枚の紙をさしているのではないので、本文の用紙は1枚ですが、表と裏を合わせて2ページとしてカウントされるのです。

 

これは裏面が白紙であってもかわらず、やはり2ページの扱いとなります。

 

画集や写真集などでもやはり考え方は同じで、表と裏を合わせて2ページとしてカウントされてしまいます。

 

印刷業界の人間でないと、枚数と丁数の違いは曖昧なので、誤解しやすいです。

 

枚数とは普通に紙をカウントした数であり、丁数とは、印刷した本の面と裏を一緒にした数です。

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つまり、本に使われている紙の枚数であり、ページ数でみると偶数の数を表しています。

印刷を頼む時はページ数に注意!

枚数や丁数のことをしっかりと把握しておかないと、いざ印刷を依頼する時に、印刷会社との間で考え方のズレが生じてしまいます。

 

前述したように、表と裏の2ページ分で、枚数は1枚となります。

 

最近ではウェブサイトから簡単に印刷を頼めるようになってきていますが、印刷を注文するために必要事項を入力する際に、本文を印刷する総ページ数を入力できるようになっています。

 

そこを見ると、必ず偶数になっているのを確認できるでしょう。

 

表と裏を合わせて1ページなので、ページ数で奇数はありえないのです。

 

印刷の費用は枚数が関係していますから、費用を抑えるために、印刷する枚数を少なくしようと考えますよね。

 

しかし、たとえ裏面が空白であっても、ページ数にカウントされてしまうので、注意が必要です。

 

枚数や丁数の概念を把握していないがために、例えば50ページ分の内容を25ページで印刷依頼をしてしまったというケースは頻発しています。

 

このようなミスが起こると、改めて依頼しなおすなどの手間がかかり、予定どおりに本ができないという事態が発生してしまうので注意しましょう。

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