スーパーの社員価格はどの程度？

スーパーマーケットで働いている人には社員割引が適用されるのかどうか、気になる方も多いのではないでしょうか。

スーパーではさまざまな食品が取り扱われていますから、食費という「避けられない出費」を抑えるという意味で、社員割引は非常に魅力的なメリットに思えます。

実際に、スーパーの従業員はどの程度の社員価格で購入できるのでしょうか？

実際に従業員に社員割引が適用されているかどうかは、経営元の企業や店舗によって異なります。

導入しているところもあれば、そうでないところもあるでしょう。

とは言え、多くのスーパーでは導入しているようです。

つまり、従業員として働いている間は、そのスーパーの製品をお得な社員価格で購入することができるわけです。

このスーパーの社員価格の魅力は、なんと言っても「お店の商品すべてをお得に購入することができる」点です。

例えば、百貨店の社員割引の場合、店舗に入ってるテナントごとに設定されていることが多く、社員価格が適用されるのは実際に勤務しているテナントの商品・サービスのみ、というケースが多いのです。

それに対して、スーパーの場合は店舗で扱われている幅広い商品が社員価格の対象になりますから、食品はもちろん、日用品や季節モノの商品など、日常生活に必要なものを一通り、お得な価格で購入することができます。

冒頭で触れたように、生活費の節約に役立つ、これが最大のメリットと言えるでしょう。

実際の割引率については各企業・店舗によっても異なりますが、5～10%程度を目安として挙げることができるでしょう。

他の業種と比較して、店舗ごとの社員価格の格差が少ないのもスーパーの特徴です。

つまり、全国展開している大規模なチェーン店も、個人経営の小規模な店舗でも、割引率にそれほど大きな差が見られないわけです。

ただ、大規模なチェーン店は販売価格そのものが安い傾向にあるため、「社員価格がどれだけ安いか」という観点から見ると、かなり大きな差が出る場合もあります。

定価販売の10%オフと、30%オフの製品が5%オフになるのとでは、実際の購入価格は後者の方が安くなるといったケースも多々見られます。

スーパーによっては、ポイントカードやキャンペーンを導入しているところもあります。

従業員もこうしたサービスを利用できる店舗もあり、その場合は「ポイントやキャンペーン＋社員割引」の形で、よりお得に購入できます。

このように、社員価格は「5～10%オフ」程度が目安ですが、実際の購入価格は店舗によってかなり差が出てくると言えます。