祝賀会と祝勝会の違いについて

社会人になると、祝賀会や祝勝会といったイベントの幹事を頼まれる事があります。

どちらもお祝いパーティーには違いありませんが、意味合いは大きく異なります。

「どう違うの？」と不思議に思った方の為に、祝賀会と祝勝会の違いについて詳しく紹介します。

祝賀会と祝勝会、中央の文字だけが異なる2つの言葉には、どのような違いがあるのでしょうか。

まずは祝賀会について、こちらは受賞や卒業のように何かの記念や出来事を祝うイベントを指しています。

例えば、受賞祝賀会、周年記念祝賀会、謝恩祝賀会、出版記念祝賀会等があります。

対して祝勝会ですが、こちらは「勝」という文字からも想像できるように、スポーツや競技大会に勝利した事を祝う為のイベントです。

ゴルフや野球、囲碁や将棋、高校の全国大会等があげられます。

要するに祝賀会と祝勝会の大きな違いとは、お祝いはお祝いでも勝負事かどうかという点にあります。

どちらも数人規模の小さな集まりから、大きな会場を貸し切って何百人規模で行われる式典のようなものまで様々です。

なお、祝賀会であっても「優勝祝賀会」の場合、ほぼ祝勝会と同じ意味と言えるでしょう。

祝賀会と祝勝会は規模の大小に関わりなく、おめでたい宴席となりますので、いかに盛り上げるかがテーマとなります。

幹事を任された以上、表彰式を盛り上げるビッグイベントを演出しましょう。

祝賀会と祝勝会を成功させるポイントは、「会場選びと余興」です。

規模によって会場を選ぶ事になりますが、ステージ作りが重要となりますので、音響や照明、映像等の設備環境が整っている会場から選びます。

余興に関しては、ビンゴやゲーム、カラオケ、鏡開き、生演奏等、参加者の親睦を深める為に大切な企画となる為、イベントの雰囲気や趣旨に合った余興選びが大切です。

幹事役としては、パーティーの開演から閉宴までの流れを頭に入れ、余裕を持ったタイムスケジュール管理を行いましょう。

司会者の手配も忘れずに、当日まで抜かりなく打ち合わせをして成功に導いてください。

祝賀会と祝勝会の違いは、祝賀会が記念事を祝うのに対し、祝勝会はスポーツや競技の勝利を祝うイベントであるという事です。

どちらのイベントも成功に導く為にはいかに盛り上げる事ができるかにかかっています。

設備の整った会場選びと、親睦を深める為の余興選びがポイントになりますので、ぜひ頑張ってください。