祝電は披露だけでなく掲示しても大丈夫か
結婚式などのお祝いの席や入学式卒業式などに、お祝いに駆け付けられなかった方から祝電という形でお祝いの言葉をもらえるのは非常に嬉しいことです。
しかしその祝電を披露するにも、全文読み上げや名前のみの紹介、掲示などいろいろな方法がありますよね。
今回は祝電披露とそのマナーについてご紹介します。
披露する祝電を選ぶ
本来ならば、贈られてきた祝電すべてを読み上げたいところですが、時間に限りもあるので難しいものです。
そのため、全文読み上げるものと、送り主の名前だけを紹介するものと分ける必要があります。
読み上げの順番としては、社会的地位の高い人から、そして外部の関係者から徐々に身内へという順になるようにしましょう。
また、参加者に喜ばれるように、身内のものだけを読んでも大丈夫かという質問もよく耳にします。
実際選ぶのは自由ではありますが、その方あるいはその団体の支援あっての祝いの場であるケースも少なくないので、格式ある式典ではマナーとして身内だけでなく、関係性は遠くともお世話になっている方や社会的地位の高い方の祝電も披露すべきといえるでしょう。
スポンサーリンク祝電は掲示しても大丈夫か
基本的に掲示できない祝電はありません。
万が一掲示しても大丈夫か不安な場合は送り主に確認をとるようにしましょう。
また最近では、掲示した際により式典を華やかに演出してくれるようなデザインでつくられている祝電も多く存在し、何の式典に贈るかによって様々なレイアウトが選べるようになっています。
なので、お祝いの気持ちを届けたい送り主としても祝電の掲示は大変喜ばしいことと言えるでしょう。
また掲示の際にも、本来ならば読み上げ時のように順序が存在するので注意が必要です。
一方で、小中学校の入学式や卒業式に贈られてくる祝電であれば、掲示用の飾りとして色合いなどバランスを考慮したり、子ども達が見やすい高さに親しい間柄の方から贈られてきたものがくるように配置したりすることが好まれます。
式典中に読み上げられたものが聞き取れなかったケースがあったり、残念ながら名前だけの紹介になってしまったりする事は多々あるので、率先して掲示するようにするとよいかもしれません。
大切な式典に寄せられた心のこもったお祝いの言葉、披露する際マナーなどは大丈夫かなと心配になりますよね。
また贈る側としては、サプライズとして贈るものよいですがお祝いの言葉を届けても大丈夫かどうか事前に確認するか、予め送る旨を伝えておくことも大切です。
贈る側も贈られる側もマナーを守って、一層素敵なお祝いの場になることをお祈りします。
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