出精値引きの書き方ってあるの?見積書や注文書に記載しないとダメ?

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いつも取引してくれる、長年の付き合いがある、どうにか我が社で契約をしてほしい、そのような理由から通常の見積金額よりも値引きをして見積書を出すこともあるでしょう。

 

その時に「出精値引きで〇万円値引きする」という項目を注文書に記載するときの書き方について、悩む人もいるはずです。

 

見積書や注文書の書き方、出精値引きってそもそもどういう意味なのか、わからない方のために簡単にまとめを掲載します。

出精値引きの意味

出精値引きは通常の値引きと何が違うのかというと、「値引きの限度を顧客に知らせる」と思ってください。

 

出精値引きとは「これが値引きの限界である」「これ以上の値引きはできません」という意味があります。

 

一般的には商品ごとの単価を値引きするのではなく、合算した金額から〇万円引くことが多いです。

 

例えば、A商品7万円とB商品6万円を購入した金額が13万円とします。

 

「まとめて買ってくれたので出精値引きをして10万円でいいです」という感じです。

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A商品を6万円、B商品を4万円にそれぞれ値下げするのではなく、あくまでも「2つ合わせた金額から引く」となります。

 

出精値引きではなく、「〇様特別値引き」という記載をすることもあり、特に決まりはありません。

 

「なぜ値引きをしたのか明確な理由を記載する」方法だと思ってください。

 

また、もし値引きができなくなった場合でも、出精値引きであったことを見積書や注文書に記載しておけば、「値引きがなくなって元の金額に戻っただけ」と説明がしやすくなるメリットがあります。

注文書や見積書の書き方

出精値引きをした場合の注文書や見積書の書き方についてですが、一般的には「−」や「▲」を金額の頭につけて、項目欄に「出精値引」と記載すれば大丈夫です。

 

注文書の最後に「出精値引 −3万円」と記載することで、何が理由の値引きかわかりやすくなります。

 

「−」「▲」以外の表現をすると顧客も自社の従業員、発注先の下請けなどにもわかりやすくするために、必ずこれらの記号を使って記載してください。

 

書き方についてはインターネットで「出精値引き 書き方」と検索するとフォーマットを見ることもできますので、そちらを参考にしてもいいでしょう。

「出精値引き」「金額」をきちんと記載しよう

注文書や見積書に「値引き」しか書かない人もいますが、きちんと「なぜ値引をしたのか」後で見返した時に誰もがわかるようにするために、項目欄に「出精値引き」と記載しましょう。

 

当たり前のことですが、金額も忘れないでください。

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