クールビズ中の懇親会、腕まくりはOK?

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会社勤めをしていると、懇親会に誘われることがあります。

 

新入社員は、懇親会ではどんなことをするのだろうか、どんな服装で出席するのか、と不安に思うことでしょう。

 

クールビズが導入されて十数年経ちますが、各会社の方針はさまざまです。

 

普段着と変わらないほどカジュアル化が進んでいる業種もあれば、クールビズ期間中でもスーツを着る必要のある業種や部署もあります。

 

社会人として会社の方針に従い、ふさわしい服装をすべきですが、懇親会に出席する際に腕まくりをしてもいいものでしょうか?

 

そんな誰にも聞けない小さな疑問にお答えします。

懇親会とは?

懇親会とは、同じ組織、集団に属する人たちが親睦を深めたり、情報交換することを目的で行う会です。

 

たとえば、内定済みの就活生と先輩社員の交流や職場を良く知ってもらうことを目的として行われる内定懇親会、学校の役員が交流を深めるために行うPTA懇親会などが良い例です。

 

内定懇親会は、時期的にクールビズ実施期間と重なることが少なくありません。

 

親睦会と似ていますが、親睦会はもう少し関係性が密な場合を指しますし、交流のみを目的としています。

 

親睦会では催し物や宴会芸が披露されることも多く、飲食の会だけでなく、旅行も含まれます。

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懇親会の服装は?クールビズ期間中はどうする?

上司や会社の上層部など目上の人が多い懇親会に出席する場合は、フォーマルな服装で出席しましょう。

 

クールビズ期間中でも、ポロシャツなどラフな格好は避けて、スーツにネクタイで出席する方がよいでしょう。

 

同期の懇親会や部署内で開く懇親会の場合は、カジュアルなクールビズスタイルで臨みましょう。

 

クールビズ中は、清潔感のあるシャツにチノパンなどを合わせるとよいでしょう。

 

内定懇親会に出席する場合は、どのような業種かによって服装を変えるべきでしょう。

 

比較的固い職業ならば、「私服でお越しください」「クールビズでお越しください」と案内されても、ワイシャツにスラックスで参加しましょう。

 

Tシャツやデニムなどは避けてください。

 

夏物のジャケットでノーネクタイ、または長袖のボタンダウンシャツでノーネクタイなど、清潔感のあるスタイルで参加しましょう。

懇親会で腕まくりはOK?

長袖ワイシャツの腕まくりはファッション的には着崩しにあたり、フォーマルな場所やビジネスシーンにおいてはマナー違反になります。

 

営業マンならクールビズでも訪問先の会社で腕まくりをすることはあり得ませんし、内勤でも来客の対応をするときに腕まくりをすることはないはずです。

 

ですから、懇親会の内容を見て、腕まくりできるか判断しましょう。

 

上司が多く参加する懇親会で腕まくりするのはTPOに合いません。

 

同期や後輩ばかりの懇親会ならば、カジュアルなスタイルもOKなので、腕まくりしてもいいでしょう。

 

内定懇親会ならば、当然、腕まくりはNGです。

 

このように、腕まくりしてよいかどうかはTPOに合わせて判断できます。

 

比較的フォーマルな場面では腕まくりNG、カジュアルでラフな会ならば腕まくりOKと覚えておきましょう。

 

クールビズでも臨機応変に対応することで、周囲に配慮したり、相手に合わせることができる人間だということをさりげなくアピールできます。

 

服装ひとつ、腕まくりするかどうかといった些細なことで印象や評価は変わります。

 

クールビズの服装は悩むことが多いですが、デキるビジネスマンは服装にも気配りをし、TPOに合わせることができます。

 

自分がどう思うかということより、相手があなたを見てどう感じるか、どう評価するかを客観的に判断しましょう。

 

基本的にワイシャツの腕まくりはマナー違反と心得て、クールビズのおしゃれを楽しみましょう。

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