家賃の二重払いを防ぐためには入居日の期日指定に注意しよう

スポンサーリンク

部屋の内見を行い、住みたいと思える物件が見つかったら、次は部屋の契約に移ります。

 

現在の住居が賃貸の場合、入居日によっては家賃の二重払いが発生してしまうこともあるため、注意が必要です。

入居日とは

入居日とは、一般的に家賃が発生する最初の日です。

 

よく引っ越して住み始めた日と勘違いされますが、それは大きな間違いです。

 

入居日は契約書の書面上に記載された日にちのことなので、たとえその日から住み始めなかったとしても、家賃が発生することになります。

入居日の決定時期

入居日は、契約書が作成される段階で決定されるのが一般的です。

 

そのため、物件を借りることができるかの審査を通過した後となります。

 

その部屋が空室であった場合は、審査が通ってから約2週間後に入居日を設定されることがよくあります。

 

現在の物件の引き渡しの都合などで相談が必要な際は、申し込みの段階で相談しておくようにしましょう。

入居日の期日指定とは

期日指定とは、物件の所有者側が入居者の入居日を指定することを指します。

 

現在の物件にまだ人が住んでいる場合や建築途中の物件の場合など、退去や物件の完成を待つ必要がある際に期日指定が行われます。

 

退去待ちや完成待ちの場合は、どんなに早くその物件に入居したかったとしても、期日指定を早めにずらしてもらうことはできません。

 

しかし、期日指定の日程を遅らせることは不可能ではないので、不動産屋さんを通して一度相談してみましょう。

 

期日指定が設定されている物件の中には、早く入居者を獲得したいなどの事情で、柔軟な入居日設定ができないことも多々あります。

 

そのため、絶対に家賃の二重支払いを避けたいなど、こちらの都合に合わせて日付を指定したい理由が存在する場合は、避けたほうがよい物件と言えるでしょう。

 

また、人気の高い物件の場合、ダメなら別の人に貸し出すことができるという選択肢の豊富さから、柔軟に対応してもらえない可能性が高いので、注意が必要です。

入居日が柔軟な物件は存在する

物件探しを早めに始めた場合、予定日よりも1ヶ月後に引っ越しをしたいという事態も発生します。

 

月単位で入居日を遅らせるのは難しいように感じる人も多いですが、きちんと理由を話して相談すれば、意外と快く受け入れてもらえるケースが多いです。

 

スムーズに契約まで進めるためにも、不動産屋で物件を探す段階から、入居日のことを担当者に伝えておくようにしましょう。

スポンサーリンク