公務員宿舎の入居日はいつ頃になる？入居における注意点もチェック！

公務員宿舎にはいつ入居することができるか？

これから入居する予定がある方にとっては気になる部分でしょう。

実はこの入居日に関しては宿舎の状況によって異なることがあるので注意が必要です。

公務員宿舎は公務員として働く人が入居するための施設ですから、当然4月1日には入居していることが大前提となります。

問題なのは入居日が4月1日よりもどれぐらい前なのか、ということです。

引越し作業にも時間がかかるだけでなく、新生活を始めるための準備などにもある程度時間が欲しいところで、まさか4月1日に入居していきなり新生活をスタート！というわけにはいかないものです。

しかしこの公務員宿舎の入居日に関してはかなり遅れるケースもしばしば見られます。

それこそ新生活が始まるギリギリのタイミングでの入居になる、ということも。

なぜそのようなことが起こるのでしょうかというと、「前にその部屋に住んでいる人が退去しないと入居できない」からです。

当たり前と言えば当たり前の話なのですが、これがなかなか厄介な問題となっており、前に住んでいる人の退去日が決まらないために入居日がどんどん遅れてしまうケースもしばしば見られるのです。

入居する側としてはできるだけ早く入居したい、逆に退去する側としては転居の準備をしっかり行った上で引っ越したいと、この両者の都合がなかなか上手く噛み合わないと入居日がギリギリのタイミングになってしまう、という可能性も出てくるのです。

では一般的な公務員宿舎の入居日とはいつ頃なのでしょうか？

前述したように、前に住んでいた人の状況やその宿舎に住んでいる人たちの状況によって変わってくるので確実な日数を上げるのは難しいのですが、1週間前に入居できれば上出来、5日前、さらには3日前、といったケースも決して少なくないと言われています。

ですからこれから入居を予定している人は引っ越しから入居、新生活のスタートまでの間はかなり慌ただしい思いをする可能性があることを踏まえておく必要がありそうです。

入居日以外に公務員宿舎に住む際に注意しておきたい点としては、「あまりきれいではない」点が挙げられます。

2023年3月に国家公務員宿舎を13年ぶりに新設することが発表されて少し話題になりました。

この点からも多くの宿舎は老朽化が進んでいることがうかがえますが、清潔な宿舎はごく少数で、やはりそれなりの劣化が進んでいる環境を覚悟する必要がありそうです。

つまり、入居してから新生活を本格的にスタートする前に掃除などをする必要もあるため、その準備もしておいた方が良いでしょう。