入社時に身元保証書が2枚必要になるケースはあるのか?知っておきたい身元保証書についてのあれこれ

スポンサーリンク

企業に入社する際には基本的に身元保証書の提出が求められます。

 

通常は1枚の提出で良いのですが、2枚求められるケースもあります。

 

そんなときには問題がないかどうかよく確認した上で判断する必要があります。

身元保証書における大前提とは?

身元保証書とはその名前の通り、その人の人柄や身分を証明するための書類です。

 

企業に採用されて入社する際にこの身元保証書の提出が求められます。

 

この保証書には必ずその人の身元を保証する人物の署名が必要になります。

 

本人が「自分はきちんとした人間です」と証明するだけでは十分ではなく、誰か他の人の「お墨付き」も必要になるわけです。

 

この身元保証書の作成・提出における注意点としては、「誰が保証人になるのか」「保証人が何人必要なのか」、そして「何枚作るのか」などが挙げられます。

 

実はこの基準が会社によって異なるケースも多いのです。

 

誰が保証人になるのかについてはとくに厳しい規定はなく、親兄弟や親戚、あるいは友人でも可能です。

 

人数に関しては1名ではなく2名求められる場合もあります。

 

家庭環境や生活環境などが理由でこの保証人を2名用意するのが難しくなるケースもしばしば見られます。

 

問題なのは「何枚必要なのか?」です。

 

結論から言えば企業に提出する身元保証書は1枚です。

 

2枚提出することが求められる場合には、何らかの特殊な事情が絡んでいることが考えられるので注意が必要です。

保証書が2枚と言われたらどうする?

保証書を2枚提出するよう求めてくる会社はほとんどないといってもよいでしょう。

 

ただしまったくないわけではなく、いろいろなケースが見られます。

 

例えば入社する会社に加えてグループや子会社にも提出するために2枚まとめて提出を求めてくるケースです。

 

これは恐らく将来的に子会社・同グループの会社に出向することを念頭に入れてのものでしょう。

 

しかし繰り返しになりますが身元保証書の提出は1枚です。

 

例えば2名以上の保証人の署名が必要な場合にも1枚の保証書に記入する形をとるのが原則です。

 

ですから「2枚提出するように」と言われた場合にはちょっと注意して、その理由を確認した上で問題がないかどうかを判断するようにしましょう。

 

少なくとも複数の枚数の提出を求められるのは通常のケースではないため、「通常ではない」理由を確認しておかないと後になってなにか問題が生じる恐れもあるので注意したいところです。

スポンサーリンク