日陰で育つ野菜や果物はどんなものがあるの?
家庭菜園で野菜や果物を栽培している方は多くいます。
ただ場所によって日当たりの良さが違うため、いつも日光が当たらず、日陰の状態というケースも見られます。
この場合でも元気に育つ野菜や果物はあるのでしょうか。
フキなど環境が悪くても育つ野菜がある
野菜を使った料理が好きな方で、日陰でも栽培できるタイプを育てたい場合にはフキがお勧めです。
昔から日本で食べられている優しく柔らかい食感が魅力です。
日光が当たらない場所に多く生息する植物ですので、家庭菜園初心者の方でも簡単に育てることが可能です。
炒め物にしてもおいしいニラも日陰でしっかり育ちます。
ニラが元気に育つためには適量の肥料が必要です。
丁寧に育てると柔らかくて味わいのあるニラになります。
薬味として活用できるタイプもある
フキやニラなど、料理のメインとして使用する野菜もありますが、薬味として使用するようなタイプで、日陰でも十分に栽培できるものもあります。
シソは日本人が昔から使用してきた植物ですが、日当たりが悪い場所でも育てることが可能です。
スポンサーリンク逆にあまり日当たりの良すぎる場所で栽培すると、葉が固くなってしまうため、日陰での栽培に適しています。
またシャキシャキした食感が魅力のミョウガも日当たりの悪い場所で育てることができます。
ミョウガは鉢やプランターなど小さな容器でも簡単に栽培できるため、初心者の方にもお勧めです。
日光が当たらない場所でも育つ野菜は多くありますが、果物でも実は栽培できるものもあります。
柿やみかんは日当たりが悪くても栽培できる
果物の中で昔から日本人が食べてきたものとして、柿やミカンが挙げられます。
これらの果物は、日当たりが悪い場所でも栽培可能です。
ただ多少風味が落ちる場合もあるので、本来は半日陰が最適といえます。
またアケビやイチジクといったタイプの果物も、日陰で育てることが可能な植物です。
これらは酸味が強くないため、酸っぱいものが苦手な方には最適です。
酸味があって見た目がキュートなタイプの果物を栽培したいという方は、ラズベリーがお勧めです。
可愛い花を咲かせますし、熟したラズベリーは酸味が爽やかでビタミンCもたっぷりです。
果物の中にも、野菜と同じく日陰でも育つタイプは結構あるものです。
野菜や果物は日差しが強い場所でないと栽培できないと思う方も結構います。
しかしフキや柿など、日陰であってもしっかりと育つ植物は多くあります。
庭の日当たりが悪いという場合には、こういったものを栽培してみるといいでしょう。
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