気になる郵便番号の読み取り!手書きの郵便番号は機械で読み取っているの?

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ハガキや封筒などの宛名に郵便番号を記入するとき、面倒に感じる人も少なくないでしょう。

 

郵便番号にはどのような役割があるのでしょうか。

 

普段、あまり意識したことが少ないかもしれません。

 

この記事では、手書きの郵便番号は機械で読み取っているのかも含め、気になる情報をまとめました。

そもそも郵便番号制度導入の意義とは?

現在、当たり前のように記入している郵便番号ですが、こちらの制度が導入されたのは1968年の話です。

 

それまでは、郵便の区分け作業はすべて手作業で行ってきました。

 

しかし、この作業に費やす労力が大変で、それを軽減するために郵便番号が生まれたのです。

 

その背景として「読み取り機械」の登場が大きな役目を持っています。

 

こちらの制度を軌道に乗せるには、郵便を利用する人たちの協力が不可欠でした。

 

たとえば、受取人の番号がわからない場合でも、差出人が番号を記入することが親切であり、制度の浸透にもつながるとの考え方もありました。

 

当初、3〜5桁だった郵便番号は1998年には7桁になり、これまで以上に効率的な配達業務ができるようになりました。

 

そのためには、7桁の番号の正確な記入が大前提です。

手書きの郵便番号も機械で読み取り可能

いまは、パソコンなどで宛名シールが作成できる時代です。

 

入力する番号さえ間違えなければ、機械は正確な読み取り作業ができます。

 

しかし、手書きの場合は書く人の癖もあります。

 

手書きが達筆すぎる人もいるため、読み取りが難しくても無理からぬことかもしれません。

 

このような理由もあり、機械での読み取り作業が手書きの数字に対応できるのか、疑問を抱く人もいるでしょう。 

 

しかし、ありがたいことに、現在使われている機械の「読み取り率は95%」といわれています。

 

それを可能にしたのには「OCR」技術の存在が大きいです。

 

こちらを使うことで、1時間あたり3〜4万通の郵便物の読み取りが可能になりました。

 

また、郵便番号と一緒に宛先の一部も読み取り、お互いにカバーし合えることが大きな特徴です。

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ただし郵便番号の読み取りには一定の条件も

このように高い読み取り率を誇る機械ですが、手書きするときは性能のよさを過信しないようにしましょう。

 

これは、手書きに限ったことではありません。

 

ハガキなどに7桁の赤枠がある場合は、その枠内に数字をきちんと納めるようにしましょう。

 

私製ハガキなどは郵便番号枠なしでも大丈夫ですが、つくるのなら赤枠に限ります。

 

黒枠にすると読み取りに支障をきたしてしまいます。

 

また、手書きに際して数字の前に「〒マーク」を付けないことも大切です。

 

なお、パソコンなどで作成した宛名シールを使うときは、ハガキや封筒に印刷されている赤枠に郵便番号を記入する必要がありません。

 

住所ラベルの一番上には郵便番号が入るため、その数字を機械が認識するからです。

 

ただし、ラベルは外枠のない無地のものを選ぶことがポイントです。

 

そのほうが記載した内容を読み取りやすくなります。

 

これらは、宛名の手書きにもつながる大事なことといえるでしょう。

スムーズな郵便番号読み取りに必要な心掛けは?

郵便番号が7桁になり、配達先の都道府県や市町村はもとより、地域まで把握できるようになりました。

 

ただ、番号の記入間違いの可能性もあるため、地域名以下は省かないことが大切です。

 

また、バーコードにより郵便物を配達順に区分けできるなど便利な時代になりましたが、機械に頼り切るのはよくありません。

 

郵便物を出す際に郵便番号の確認は大前提です。

 

7桁の数字は覚えなくてもよいですが、確認作業はきちんと行いましょう。

 

また、宛名書きを手書きにするときは、可能な限り丁寧な字で書きたいものです。

 

これは、数字だけでなく住所や氏名も同じです。

 

そのうえで、先述したように「〒マーク」を控えるなど、余計なことを手書きしないことも大事ではないでしょうか。

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