口座番号が7桁に満たない場合の記入方法!右詰め?それとも左詰め?
何らかの申請用紙に預貯金に関する情報を記入するとき、口座番号の桁数と用紙にある桁数が合わなくて悩んだ人もいるのではないでしょうか。
口座振込を行うときも、同じようなケースが考えられます。
この記事では、金融機関の口座番号を記入する際のポイントとして、右詰めと左詰めのどちらが正しいのかも含めてお話ししていきます。
現在の口座番号は7桁に統一されている
給料受取や公共料金支払などに預貯金口座を使うときは、金融機関番号などの情報が求められます。
クレジットカードをつくるときも、それらの情報が不可欠です。
いずれの場合も、用紙の所定欄には金融機関番号などを正しく記入しなければなりません。
そこで気になるのが口座番号の記入方法です。
所有する預貯金口座の番号が枠内に収まればよいのですが、桁数と合わない場合は迷うことが少なくないからです。
現在、金融機関の口座番号は7桁に統一されています。
また、金融機関番号は4桁、店舗番号は3桁から構成されており、これらも併せて預貯金通帳に印字されています。
キャッシュカードに刻印される番号は金融機関によっても異なりますが、金融機関番号、店舗番号、口座番号の3つが基本だと把握しておきましょう。
通帳が手元になくてもキャッシュカードがあれば番号確認ができますが、それだけにキャッシュカードの管理はしっかり行いたいものです。
スポンサーリンク口座番号が7桁に満たない場合は右詰め?左詰め?
預貯金通帳の口座番号が統一された後、7桁以外の番号を使っているところも少なくありません。
それらの番号を記入する場合、全部で7桁になるように調整します。
8桁の場合は最後の1桁を外しますが、7桁に満たない場合は7桁になるように増やす必要があるのです。
そこで気になるのは、口座番号欄への記入方法です。
右詰めにするのがよいのか、あるいは、左詰めの記入が正しいのかで悩む人もでてくるでしょう。
口座番号欄に記入するとき、右詰めよりも左詰めのほうが書きやすいとの意見もあります。
右詰めの場合は枠の桁数を確認する必要がでてきますが、左詰めにすれば番号の頭からそのまま書いていけるからです。
このように、右詰めと左詰めの双方に利点があります。
しかし、口座番号は右詰めでの記入が一般的だと把握しておきましょう。
7桁に満たない場合は、左側に「0」を追加して7桁になるように調整します。
金融機関窓口の用紙に金額を記入する場合も右詰めです。
その場合、改ざんを防ぐために金額の頭に「¥」を付けます。
一方、氏名などを記入するときは、右詰めではなく左詰めで書いていきます。
そのとき、該当欄に余白ができますが、そのままで大丈夫です。
詳細は各金融機関サイトで確認しよう
申請用紙に口座番号などを記入する場合、「右詰めで記入してください」などの案内がある場合は、それに従うことが大切です。
また、そのような案内がない場合も、右詰めで書くように意識しましょう。
ちなみに、口座番号などの記入欄は、「金融機関(ゆうちょ銀行を除く)」と「ゆうちょ銀行」に分かれているのが一般的です。
氏名や口座番号などの一部訂正はできないため、二重線を引いたうえで押印(届出印)かサインする必要があります。
口座番号を左詰めから右詰めに訂正する場合も同じです。
なお、ゆうちょ銀行のように、番号の変換が必要なケースなどもあります。
疑問点を解決するためにも、詳細については各金融機関サイトでの確認をおすすめします。
なお、税金の還付申告にも使う確定申告書「第一表」のように、口座番号を左詰めで記入するケースもあります。
こちらの欄は「ゆうちょ銀行」と兼用になっている点が大きな特徴です。
該当欄に記入する場合は、番号を左詰めで書いていき、右側の余白はそのままにしておきましょう。
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