頻度を減らすが正解?それとも下げるが正解?

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言葉の誤用というものは、意外と身近なものです。

 

何気なく使っている言葉も、実は誤用されているものも多くあります。

頻度を下げる&減らすのケースのように言葉の誤用が多い?

海外の人から見ても、日本語は難しいと言われています。

 

それは海外の人だけではなく、日本人にとっても同じです。

 

例えば「敷居が高い」という言葉は高級店に入りづらいという意味で使われています。

 

しかし、これが間違った使われ方をしていることは知っていますか?

 

敷居が高いという本当の意味は「不義理などがあってその家に行きにくい」というものです。

 

ただ、俗語として「高級店に入りづらい」という部分も認められるようになりました。

 

間違った意味で使い続けていても、それが長く続くことで本当の意味になったということでしょう。

 

ある意味では「嘘から出たまこと」と言ってもいいかもしれません。

 

ちなみに、失笑についても「呆れる」という意味で使われていますが本来は異なります。

 

思わず思い出し笑いをすること、こらえきれず吹き出すことが失笑の本来の意味なのです。

 

このように、本来の意味とは真逆のものもあるので注意しましょう。

 

何気なく使っている言葉でも、本来の意味では相手にとって失礼になることもあるのです。

 

日本語は比較的俗語や造語が多くあります。

 

その時の流行などで使われていた造語がそのまま使われ続けていることもあるのです。

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頻度を減らすと下げるはどっちが正しい?

頻度を減らす、頻度を下げると言う言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

意外と身近な言葉であり、日常的に使っている人も多くいるでしょう。

 

頻度については意外と分かりにくい部分があり、高いと低いで表現する人もいれば多いと少ないで表現することもあります。

 

雑誌などを見ても、両方使われているため「正解」だと思われがちですが、実は高いと低いの方が正解ではないかという話があります。

 

ただ、先述したように間違って使い続けていても本当になることもあるので一概に間違いとは言えません。

 

及第点と次第点という言葉がありますが、及第点は存在しますが次第点は存在しません。

 

頻繁に使われている言葉ではありませんが、存在しない言葉をあたかも当たり前のように使う人もいます。

 

恐らく本人も存在していない言葉だということに気づいていないのでしょう。

 

このように、あからさまに間違った言葉ではない限りグレーラインに当てはまるのかもしれません。

 

頻度を減らすや下げるでも相手に意味が伝わります。

 

むしろ、本来の言い方の方が言われなくなっているので相手に伝わりにくい場合もあるのです。

 

ただ、社会人などは正しい言葉を使うことが求められるので間違った言葉のまま覚えないようにしましょう。

 

間違ったままで覚えていると、大事な場面で失敗をする可能性があります。

 

言葉の意味は広辞苑などで調べるのが一番です。

 

ただ、敷居が高いの例のようにいずれ本当の意味になることもあるので情報はなるべく最新のものをインプットしておくようにしてください。

 

正しい日本語を覚えていたとしても、活用シーンは少ないかもしれません。

 

しかし、頻度のような比較的使うことが多い言葉の場合は減らす、下げるではなく少ないという本来の意味を知っておいて損はありません。

 

正しい日本語の意味が役に立つのは、本人にとって大切な場です。

 

例えば仕事の時、例えば大切な人との時間など人生において重要な部分で活躍したというケースもあります。

 

本人にとって必ずしも役立つ知識ではないかもしれません。

 

しかし、先述したように覚えておいて得はあっても損はないのです。

 

本当の意味が分かりにくい言葉、使い方が間違えやすい言葉などが多くありますが、しっかり言葉の本質を見極めて正しく使うようにしましょう。

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