「祝日の前日」はどんな意味?日曜日は入るのか
祝前日という言葉を見かけると、何となく「祝日の前日のことか」ということは分かります。
企業によっては「祝前日はこの時間まで営業しています」など、連絡のときに使う言葉です。
しかし、よく考えてみると「土日が祝前日だったらどういう扱いになるの?」といった疑問も出て来ます。
祝日って何日?年間16日が「国民の祝日」に
日本の祝日法では、年間16日の祝日が定められています。
正式名称は「国民の祝日」です。
1月1日の元日をはじめ、ほぼ毎月1日は該当する日があります。
ただ、6月と12月には存在していません。
この日は基本的に休日になります。
休日法では祝日を休みにする義務はないのですが、法定外休日という扱いで休業日にする企業が多い状況です。
もちろん業種によっては休業になりませんが、他の日に振り替えるなどで対応してるようです。
国民の祝日は、平日が休みになることもあります。
このとき、「祝前日は○○時までの営業です」などの文言を目にすることがありますが、これはどのような意味になるのか、気になるところです。
スポンサーリンク祝前日の扱いは?日曜日は基本的に除外される
たとえば祝日が水曜日なら、前の日は火曜日になります。
「祝前日の営業時間が○○時まで」となっている企業や店なら、言葉通り「今回の祝前日である火曜日は○○時までの営業です」という意味をお知らせしているのです。
では、元々休日である日曜日はどうなるのかを考えます。
月曜日が祝日なら、前の日は日曜日ということになります。
しかし、日曜日に元々営業していない企業なら、上記のような営業時間のお知らせは無意味でしょう。
基本的に、日曜日は祝前日から除外されています。
月曜日が祝日なら、祝前日は金曜日になるというお知らせを出すか、あるいは最初から触れないでしょう。
企業判断で変わることも!気になるなら事前確認を
ただし、日曜日を祝前日とする企業もあります。
ショッピングモールや飲食店など、休業日が土日ではない業種ではままあることです。
これは法律で定められているものではなく、企業の判断で決定できる項目です。
企業によって、日曜日を祝前日と考えることもありますし、考えないこともあります。
つまり、企業それぞれなのです。
もしも「祝日の前日は除く、営業時間短縮」などの説明が気になる場合には、企業に直接問い合わせしたほうが良いでしょう。
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