検針員は作業に双眼鏡を使う?どんな時に役立つの?

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電気メーターや水道メーターは、定期的に検針員が現場のメーターを直接読み取ります。

 

この読み取り作業はその月の電気料金や水道料金の計算に直接的な影響があるため、正確さが要求される作業です。

 

この検針を行う作業員の中には、双眼鏡を持っている人が少なくありません。

 

どんな時に双眼鏡が役立つのでしょうか?

検針メーターを読みづらい時がある

検針メーターは各家庭や各施設に設置されており、風雨の影響を受ける屋外に設置されていることが多くあります。

 

気候条件によっては、肉眼でメーターを読み取ることが難しいケースが少なくありません。

 

例えば、暗くてメーターが読みづらいということもありますし、メーターの中が曇っていて数字が良く見えないこともあるでしょう。

 

そうした劣悪な環境で行う検針でも、正確さを妥協するわけにはいきません。

 

そこで、双眼鏡が大活躍してくれるのです。

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双眼鏡の役目が終焉を迎えつつある?

検針員にとっては欠かすことができないツールの一つである双眼鏡ですが、近年では電気メーターも水道メーターも、全国的にスマートメーターへ切り替えが勧められています。

 

このスマートメーターとは、検針員が現場で直接検針するのではなく、遠隔地からでも電子通信でメーターの使用状況を把握できるという特徴があります。

 

もしも全国すべてのメーターがスマートメーターに切り替わる日が来れば、従来のように検針員が現場で読み取る作業が必要なくなるため、双眼鏡の出番もなくなってしまいます。

双眼鏡を使っての検針よりスマートメーターのほうが優れている点は多い

双眼鏡を使って検針作業をすると、肉眼でメーターを読み取るよりも、正確に読み取れるというメリットがあります。

 

しかし、スマートメーターを使えば、双眼鏡を使うよりもより正確な読み取りが可能となります。

 

検針員が不要となってコスト削減できるメリットだけでなく、より細かい単位での読み取りが可能となり、電気や水道の利用者にとってはより正確に使用料を計算してもらえるというわけです。

 

現在はまだその段階にありませんが、スマートメーターが各家庭に設置されると、その家庭ごとの電力や水道の消費パターンや傾向も分かるようになるでしょう。

 

その結果、高齢者向けの見守りサービスにも活かすことができ、普段通りの使用がないことで、自治体及び家族へ速やかに連絡が届くようなサービスも期待されています。

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