同期なのに基本給が違う!その原因とは?

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同じ条件で入社した同期であっても、収入が違うケースがあります。

 

同じスタートラインから始めたのに、収入が違うのはなぜでしょうか。

同期と給料が違う理由は主に2つ

同じスタートラインで出発したのだから、給料も同じはず…。

 

そう思っていたのに、同僚の方が高給取りと分かりショックを受けた・・・。

 

そんな経験がある人は少なくないことでしょう。

 

同期と収入が違うときの理由は主に2つです。

 

1つ目は、社会保険料が違うこと。

 

2つ目は、能力評価が違うことです。

第二4半期の残業が増えると同期でも社会保険料が違う

社会保険料は、給与額によって異なります。

 

そして、社会保険料の基準となる給与は、4月・5月・6月の給与額を足して3で割った額です。

 

1年の給料を足して12で割った金額ではない点に注意しましょう。

 

つまり、4月・5月・6月の給料の平均額を基準にして算出した金額が、9月もしくは10月から1年間の保険料になるのです。

 

したがって、4月・5月・6月に残業が多かった人は残業代が加算されて給与額が高くなり、社会保険料が高くなります。

 

このため、4月・5月・6月に残業が多かった人は、同期よりも手取り額が減ることがあるのです。

 

ただし、この場合は基本給が減額されるわけではない点に留意しましょう。

基本給は能力評価によって格差が生まれる

基本給に大きく関わってくるのは、各自の能力です。

 

日本では年功序列で基本給を決める会社が多いといわれていますが、近年は業務内容や業務成果などの「職責」によって、基本給を決める企業が増加傾向にあります。

 

また、年功序列と職責を総合した評価で基本給を決める企業も多いことでしょう。

 

職責評価制度を採用している企業では、能力が評価されれば基本給が上がりますが、評価が低いと据え置きです。

 

また、能力にそれほど差がなくても、売り上げに大きく貢献している花形部署で働いていれば、職責による給料がアップしやすくなります。

 

自社の基本給がどのように決められているのか、就業規則などで確認しましょう。

 

職責によって評価する企業の場合、職務等級による金額が明記されているはずです。

同期より評価されていない場合はアピール法を考えよう

同期と給料が違う場合、ビジネスパーソンが給料を上げるための王道はスキルを上げて能力を評価してもらうことです。

 

もし自分の能力が正しく評価されていないと感じるのであれば、スキルアップを頑張る、有効なアピール方を考える、資格を取得する、力が発揮できる部署に異動願いを出すなど、何らかの方法を考えましょう。

 

また、能力を公正に評価してくれる会社に転職するのも一つの方法です。

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