給料明細の出勤日数と実際に働いた日数に違いが出る原因と対処法

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給料日にもらった給料明細は普段あまりチェックしないという方もいます。

 

しかし、時にミスが生じたり、自分の知らないところで変更がなされていたりすることもあります。

 

そのため、毎回きちんと確認をした方が良いでしょう。

 

給料明細をチェックしてよくあるのが、実際に働いた日数と記載されている出勤日数の数字に違いが生じているというケースです。

 

こうした問題が出たらどうしたらいいのでしょうか?

 

考えられる原因と対処法を考えていきます。

給料明細の出勤日数の違いが生じる原因

実は、給料明細に記載されている出勤日数と実際に働いた日数との間に違いが出るのは、ミスではないこともあるのです。

 

給料明細を見ると、出勤日数と就業日数という2つの表記がなされていることがあります。

 

このうち就業日数というのは、所定労働日数とも呼ばれるもので、休日を除いて出勤しなければならない日数のことを指します。

 

そして、出勤日数というのは、この就業日数の範囲で実際に仕事をした分となります。

 

そのため、就業日以外つまり休日に出勤した場合は、そこにカウントされないわけです。

 

休日出勤の場合は、別の欄でカウントされているはずです。

 

そのため、これはミスではなくカウントの仕方に違いが出ているだけです。

 

もちろん、単純なミスが原因のこともあります。

 

タイムカードが正確に記録されていなかった、データの処理が間違っていたなどの理由で正しく出勤した分が計算されていないのです。

日数の違いが出た場合の対応

まず、自分がその月に休日出勤をしていないかを思い出すと共に、給料明細の休日出勤の項目にカウントされていないかをチェックしましょう。

 

もし休日出勤をしているのであれば、実際の出勤日よりも少なくなるのは問題がないことになります。

 

そのままにしておいて問題ないわけです。

 

一方で、単純なミスで違いが出ているということであれば、すぐに上司や経理部に話をしに行きましょう。

 

基本的に給与額の調整は当月中に行うべきというルールがあります。

 

これは会社側の処理の問題なのですが、問題を大きくしないためにもすぐに対応するのがベストです。

 

その際には、その月のシフト表を持参したり、勤務の証拠が分かる書類やメールなどを示したりして、出勤日と給料明細との間に違いがあるということを証明できるようにすると良いでしょう。

 

その上で、正しい給料明細を再発行してもらい、正しい額の給料を支払ってもらうことになります。

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