給与明細をメールで受け取ったら返信した方がいいの?
毎月、給料日かその前日くらいには給与明細が発行されてメールもしくは紙で受け取ることになります。
比較的小さな会社だと、給与明細を紙で印刷して上司から手渡しされるというところもあります。
こうしたケースでは、なんとなく受け取る時に「ありがとうございます。」と、あいさつをすることが多いものです。
では、給与明細がメールで送られてくる場合、受け取ったことを返信で伝えた方が良いのでしょうか?
それがマナーにあたるのかどうか考えてみましょう。
給与明細メールへの返信は原則不要
こうした給与明細メールは、自動的に作成、送信されるものです。
そのため、わざわざ会社に対して返信する必要はありません。
もちろん、個人事業者など非常に小規模な職場で働いていて、経営者が自ら明細を作りメールで送ってくれているのであれば、なにか返信した方が良いでしょう。
しかし、一般企業で社員全員に一斉に明細が送られるという状況であれば、会社側も返信を期待していません。
逆に、毎回明細メールに対して返信があると、それを担当部署のスタッフが確認しないといけないので大変という事情もあります。
こうした返信メールには、時に給与額の間違いなどを伝えるものもありますので、担当社員はどのメールもチェックしないといけないからです。
メールへの返信をした方が良い場合
上記のように、基本的にはメールへの返信をする必要はありません。
しかし、いくつかの場面では返信をしてあげた方が良いこともあります。
たとえば、会社側から給与明細メールを受け取ったら返信してほしいと依頼された場合です。
毎月そのような依頼をされることはほぼありませんが、給与関連のシステムを新たに導入して初めて明細メールを送る時や、システム変更をした場合などは、確実に社員に届いているかをチェックしてほしいということで返信を求めることがあります。
また、給与明細送信システムによっては、上司から明細の備考などにコメントを入れられるものもあります。
一か月働いてくれたお礼やねぎらいの言葉などが記載されていることが多いです。
もちろん、こうしたコメントに返事をする必要があるわけではありません。
しかし、コメントをしてくれたことに感謝するために、ちょっとした言葉を添えて返信をすると上司も気持ちが良いものです。
厳格なマナーというわけではありませんが、気持ちを伝えるという意味でこうしたことをすると人間関係もよりスムーズになるはずです。
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