給料明細メールが届くのが遅い!いつもらうのが普通なの?
給料明細はその月にもらう給料の額が記載されているものですので、すぐにでももらって確認したいというのが従業員の本音でしょう。
そこで、実際に給料が振り込まれるタイミングと、給料明細のメールが届くタイミングとの関係を見てみましょう。
いつまでに明細を送るべきなのかといったルールがあるのか、普通はいつくらいが目安なのかを確認していきます。
給料明細メールはいつまでに届くべきなのか?
給料明細については所得税法においていつまでに渡すべきかというルールが定められています。
それによると、給料明細は支払いの時に渡す必要があるとなっています。
つまり、給料振り込み日が20日となっているのであれば、同じ20日には給料明細を渡さないといけないのです。
ちなみに、この所得税法では従業員には必ず明細を渡すことや、その中にどんなことを記載すべきかも定められています。
このように、いつまでに交付するという明確な法的ルールがありますので、企業は確実に給料日までに給料明細が届くようにしています。
実際には、当日に送るとなんらかのミスで遅れてしまうこともあるので、数日前にメール送信しているケースが多いです。
また、メールではなくて、紙の給与明細を使っているところでは、より時間がかかるので早めに行っている傾向が見られます。
給料明細が遅れる理由
給料明細をメールで送る会社の場合、印刷したり手渡ししたりする手間がかかりませんので、本来であれば上記のように給料支払い日当日もしくはそれまでに渡せるはずです。
しかし、小さな会社だとどうしても経理の負担が大きくて、遅れてしまうことがあるのも現実です。
特に、年末調整で忙しい12月や、決算となる3月くらいの時期はさまざまな業務が滞り、メールが遅れてしまうといった事態が起きがちです。
また、給料明細をメールで送っている会社でも、社員が要請すれば紙での交付をしなければならないことになっています。
普段メールをあまり使わない方や、登録していたメールアドレスが使えなくなってしまった人などが、紙で欲しいと言っていることもあります。
そうなるとさらに負担が増えてしまうのです。
いずれにしても、もし給料明細が届くのがいつも遅い場合もしくはあまりにも遅い月は、すぐに会社側に伝えた方が良いでしょう。
メールの誤配信や、給与計算システムなどにトラブルが生じている可能性があるからです。
同時に給料支払いも正確になされているかをチェックして、後に受け取る明細との照合をしておくと安心です。
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