バイトの給与明細と実際の振込額が違う!どうしたらいいの?
給料日になると給与明細をもらいますが、実際に銀行口座で振込額を確認してみると額が違うということが起こることがあります。
一生懸命バイトをしてきたのに、こうしたトラブルがあると困ってしまうものです。
そこで、こんな事態に陥った時に取るべき対処法と注意点を考えてみましょう。
給与明細の記載と振込額が違う場合の対処法
もらった給与明細の金額と、銀行でチェックした実際の振込額が違うことに気付いたら、すぐにバイト先に連絡しましょう。
その際には、担当者が確認しやすいように、給与明細と銀行口座の通帳やスマホで見られる明細などを持っていくと良いです。
こうしたケースでは、給与明細の金額の方が間違っていたのか、振込処理をする段階で何かミスが生じて振込額が間違っていたのかのどちらかです。
すぐにバイト先に知らせることで、どちらが正しいのかを経理部や総務部に確認して確かめてもらうことがあります。
その上で、差額について改めて正しい給与明細の発行をしたり、清算をしたりします。
清算する場合の注意点
このような問題が生じた時には、できるだけ早く振込額が違うと伝えることが重要です。
というのも、経理上の法的ルールとして、給料の間違いに伴う現金の清算は一か月以内にすることが求められているからです。
それ以上の時間が過ぎてから会社に額が違うと伝えると、手続き処理が面倒になることもあります。
また、上司に伝える時の注意点としては、バイト先の上司との関係を考えて相手を攻めるような態度で話さないことです。
振込額が違うケースでは会社がなんらかのミスをしたわけですが、それを大きく問題視するというよりも、ミスがあったので修正してほしいという事実を伝えるだけにしましょう。
そうすることで、スムーズに対処できますし、その後のバイト先との関係も良好に保てるはずです。
もう一つは、清算方法を会社側と確認しておくことです。
差額分については、まず現金での支払いもしくは返還をすることができます。
会社側としても振り込みとなると、また銀行での手続きをして振込手数料を負担しないといけないので、現金手渡しの方が楽です。
この場合は、特に問題はありません。
問題となりえるのが、次の月の給料にミスが出た振込額の分を増額もしくは減額してまとめて支払うという方法です。
清算金額が、そのまま翌月のバイト代として計算されてしまうと、所得税額も変わってきます。
税金分、損をしてしまうことになりますので、基本給とは別枠で計算されていることを確かめましょう。
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