総務部の人数は大企業と中小企業でここまで違う!?

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会社組織の中にはさまざまな部署があります。

 

それらの部署の中でも、事務全般を取り扱っているのが総務部です。

総務部の仕事内容

総務部とは、企業において組織全体の事務を取り扱う部署です。

 

他の部署に比べて業務領域は幅広く、あらゆることを受け持つため、どのような仕事をしているのかが具体的に見えにくい部署でもあります。

 

総務部の具体的な仕事内容は4つ挙げられます。

 

1つ目は、会社内の備品や消耗品、施設全体の管理です。

 

会社のパソコンなどの通信機器や社員の名刺などの備品を管理しています。

 

備品が壊れたり、無くなったりした際の対応も重要な仕事の1つです。

 

2つ目は、福利厚生業務です。

 

総務部では、従業員の休暇制度や健康診断などの管理も行っています。

 

申請書類の受理や費用の補助などが主な担当業務です。

 

3つ目は、社内行事の企画や運営です。

 

会社が行う歓送迎会や社員旅行などの企画や運営を行います。

 

スケジュール調整や場所の手配を行うなど、幹事的な立場となって企画を運営していきます。

 

4つ目は、勤怠管理や契約書などの管理です。

 

これらは、総務部の中でも比重が高い重要な業務です。

総務部の重要性

総務部の仕事は大企業・中小企業問わず、他の部署からすると雑務をしているようで、あまり重要性を感じないように見えてしまいます。

 

しかし、総務部が企業の運営に関わる雑務を一挙に引き受けてくれるために、その他の部署の仕事がスムーズに進むのです。

 

総務部の人手が足りていない会社では、業務が円滑に進まないという事態に陥ってしまうことも少なくありません。

大企業・中小企業別に見た総務部の人数

大企業と中小企業とで総務部の人数を比べた場合、大きな差があることがわかります。

 

例えば、社員の人数が50人未満の企業では、部内の人数が5人未満のところが多い傾向があります。

 

それに対して、大企業では20人以上の人数で業務を回しているところが多い傾向があります。

 

その理由としては、大企業は中小企業と比べても業務の幅が広く、事務仕事の量も多いため、ある程度の人数が必要になっていることが考えられます。

 

しかし、企業の中には大企業であるにもかかわらず、5名未満で業務を回しているところも存在します。

 

そうした企業では1人あたりの業務負担が多くなり、かなりの時間の残業が発生してしまう結果となっています。

 

総務部が機能しなくなると企業の運営に大きく関わってしまうことから、多くの大企業では部内の人数をしっかりと確保して、業務に当たらせているのです。

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