学校の生徒会の庶務係は縁の下の力持ち!

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学校には「生徒会」と呼ばれる、生徒の自治組織が存在します。

 

生徒会という組織がどのように構成されているのか、詳しく見ていきましょう。

学校の生徒会とは

生徒会の構成員はその学校に所属する全生徒で、生徒会選挙によって執行部員を選出します。

 

その選挙で選ばれたメンバーのことを一般的に「生徒会役員」と呼びます。

 

活動内容は、文化祭・体育祭などのあらゆる学校行事の運営や他学年同士の交流の促進を図ることです。

 

また、生徒会の直属の組織である委員会とも連携して、生徒の学校生活の規律を守る働きもしています。

生徒会役員の役職

生徒会の代表として全校生徒をまとめるのが生徒会役員の役割です。

 

生徒会役員には、生徒会長、副会長、会計、書記、広報、そして庶務係という6つの役職が存在します。

 

それぞれが自分の役割を果たし、他の生徒を引っ張っていくことで生徒会を運営していきます。

 

庶務係を除いた他の5つの役職は、名前が役割を表しているので、どんな仕事をするのか想像がつくでしょう。

 

それに対し、庶務係は学生にとって聞き慣れない名称であるため、名前だけではどのような役割を担っているのかわからないという方も多い傾向があります。

庶務係の役割と仕事内容

生徒会役員の中でも正直なところ、役割が明確になっていないのがこの庶務係です。

 

あえて庶務係という名称の役職を設けていない学校もあります。

 

また、庶務係が存在する学校であっても、学校の規模などによって仕事内容が異なるので、ここで紹介するのはあくまで目安として捉えてください。

 

生徒会の庶務係の仕事を大きな枠で捉えると、会計が行う仕事以外の全般と言えます。

 

例えば、生徒会で使用する事務用品の補充や資料のコピー、そして人手が足りていないところへの応援要員などがそれに該当します。

 

また、学校によっては、行事のときのパイプ椅子やテーブルの準備、学校の落とし物管理を担わせるところもあります。

 

つまり、書記や会計、そして広報のような専門的な仕事ではなく、生徒会運営に必要なあらゆる雑務を請け負うのが庶務係というわけです。

 

雑務というととても地味に聞こえますが、それらの仕事を行う庶務係がいなければ、生徒会をスムーズに運営することはできません。

 

生徒会の庶務係は「縁の下の力持ち」の役割を担っていると言えます。

 

組織は表に立つような役職だけでは成り立ちません。

 

影で支える役割を担う人がいるからこそ、うまく活動を続けていくことができるのです。

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