庶務の反対語ってあるの!?

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企業の中に存在する数多くの部署の中で、庶務とはどのような業務を行う部署なのでしょうか。

庶務の仕事とは

営業部やマーケティング部などは、仕事内容がそのまま名称となっているため、どんな仕事をするかがわかりやすいと言えるでしょう。

 

それに対し、庶務はどのような仕事を行うのか、分からないという方も多くいるでしょう。

 

庶務の仕事は、一言でまとめると事務作業全般です。

 

企業の中にある各部署や課に配属され、その中で書類の作成や整理、電話応対や来客対応、そしてお茶くみや掃除など、さまざまな業務を行います。

 

企業によっては、経理の仕事を兼ねることもあります。

 

営業やマーケティングのように、企業の売上に直接関わる仕事ではありません。

 

しかし、庶務がいなければ各部署の仕事がうまく回らなくなってしまいます。

 

つまり、企業の中では「縁の下の力持ち」と呼ばれるポジションなわけです。

庶務の反対語はある?

庶務は企業内の役職を表す言葉なので、明確な反対語はありません。

 

しかし、庶務という言葉を噛み砕いてみると、反対語に関するヒントが隠されていることがわかります。

 

庶務という言葉の意義素を見てみると、人に雇用され、雑務を行う人のことを指す言葉とあります。

 

この意義素からあえて反対語を挙げるとしたら、人を雇う側・雑務を行ってもらう側の雇用主「社長」などが当てはまります。

 

さらに、庶務と響きが似ている言葉で反対語を定義するのであれば、雇用主や社長に近いポジションに「専務」という役職があります。

 

専務とは、企業のあらゆる業務の管理をする役職で、社長の補佐も行います。

 

専務も社長と同じく、上の立場になって人に指示を与える役職なので、似た語感で反対語を定義するとしたら、この専務という役職が最も当てはまると言えるでしょう。

庶務と総務の違い

庶務と総務は、どちらも企業内で事務作業を中心とした業務を行う役職です。

 

そのため、同じものとして混同されがちですが、実は仕事内容が大きく異なります。

 

総務は企業の中で独立した部署として存在しており、組織全体に関わる事務作業を請け負います。

 

それに対して、庶務は独立した各部署に配属される場合が多く、その部署内の事務作業を専門に請け負います。

 

つまり、同じ事務作業でも両者は取り扱う範囲が大きく異なるというわけです。

 

どちらも企業運営に関わる重要な仕事を担っていますが、仕事の範囲や指示系統が異なることをしっかりと理解しておきましょう。

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