シンビジウムの株と花の寿命はどれくらい

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■シンビジウムの寿命はどれくらいなのか
シンビジウム愛好家の人たちの間では、長年育てている人がいます。

 

温度や湿度、水やり、肥料などの生育条件を整えれば、シンビジウムは50年ほど生きることができるとされています。

 

ただし、何度も開花させていれば、株も弱ってきますので、株分けなど、適切な対応をしていたとしても、毎年の開花ができなくなりますし、またお花も年々貧弱になっていきます。

 

それでも、やはり一度育て始めると、愛情が湧いてくるものですから、できるだけシンビジウムを長生きさせたいところです。

シンビジウムの寿命を長くするには

シンビジウムの花が咲き終わったら、いくつかの新芽を取り除く「芽かき」という作業を行ってください。

 

バルブの脇から新芽が出てくるのですが、この新芽を全て育てていると、株に大変な負担をかけてしまいます。

 

一つのバルブに1個の新芽を残すようにして、あとの新芽は全て取り除いてください。

 

ここで注意したいのが、新芽と花芽の区別です。

 

花芽はふっくらとして柔らかいのですが、新芽は硬くて細長いです。

 

間違えて花芽を摘んでしまうと、花が咲かなくなってしまうので注意しましょう。

 

芽かきの作業は、春と秋に行ってください。

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それから一度花が咲いたバルブは、もう花をつけることはありませんが、スカスカの状態になったらしょうがないですが、古いバルブはそのまま取っておくようにしましょう。

 

古くてもバルブは栄養分や水分を蓄えているので、新しいバルブにその栄養分と水分を与えてくれるからです。

 

シンビジウムはいくら元気な状態であっても、2〜3年ごとに植え替えをするようにしてください。

 

水分や肥料を好む花ですから、定期的に水やりや肥料を与えてください。

 

ただし過度な湿気は根腐れをおこすので、通気性の良い素焼きの鉢を使ったり、洋ラン用の用土や鉢を使ってください。

花の寿命は

花の寿命は他の植物に比べると圧倒的に長いです。

 

約1ヶ月くらい花が咲いてくれるので、美しい花を堪能できます。

 

しかし花の寿命が長いからといって、そのまま花を放置していてはいけません。

 

花を放置しておくと、しだいに株が弱ってしまうので、花を1ヶ月くらい楽しんだら、花茎を付け根から切り取ってください。

 

せっかく花が咲いたのに、切り取ってしまうなんて勿体無いと思うかもしれませんが、シンビジウムの寿命を長くするために必要なことです。

 

それに切り取った花茎は、そのまま花瓶にさして楽しむことができます。

 

エアコンの風を直接当てたりしなければ、しばらくの間花瓶にさしてあるシンビジウムを楽しむことができるので、おすすめです。

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