水分と肥料不足と生育環境不備がシンビジウムの葉が枯れる原因

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■シンビジウムの葉が枯れる原因
シンビジウムの葉が枯れる原因の一つとして、水分が不足したということが挙げられます。

 

元々シンビジウムは水分や肥料が大好きな植物です。

 

特に株が成長する4月〜9月上旬までは、たっぷりと水分と肥料を施してあげましょう。

 

水やりはたっぷりあげることが基本ですが、家庭で育てていると、「たっぷり」というのが、あまりピンとこないかもしれません。

 

生産現場では、スプリンクラーを使って、10〜15分かけて散水しているほど、たっぷりの水を与えています。

 

家庭の場合は、綺麗なお風呂の水を使ってでも良いですから、鉢の下から水が流れ落ちるまで、十分に水を与えるようにしてください。

 

ただし、受け皿に水を溜めたままにしていては、根腐れの原因となりますから、受け皿に溜まった水はすぐに捨てるようにしてください。

 

シンビジウムの水やりは、メリハリをつけることが大切で、熱帯の気候のように、ジャッと水を与えて、あとはカラッと乾かすのが基本です。

 

夏場なら、水を与えてもすぐに鉢の中の土は乾きますから、1日に2回くらいの頻度で水やりをしても良いのですが、冬場は、鉢の中の土を指で触って、乾燥しているか確認してから、水やりを行うようにしてください。

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もう一つシンビジウムの葉が枯れる原因として考えられるのが、バルブの新旧交代です。

 

1本のバルブから1回しか花が咲きませんから、花が終わったら、古いバルブは取り除きたいと思うかもしれません。

 

しかし、古いバルブにはまだ、水分や栄養分が残っており、それを新芽や花に送る役目を果たしています。

 

そのため花が終わっても、古いバルブは残しておくことが大切なのですが、それでももう古いバルブの役目が終わってしまったら、古いバルブについている葉は枯れて落ちていきます。

 

役目の終わった古いバルブは、植え替えの時に取り除いてあげてください。

シンビジウムが育ちやすい環境を整えていこう

シンビジウムの株が健康的に育っていく環境を整えてあげなければ、葉が枯れるだけでなく、花も咲いてくれなくなります。

 

葉が枯れる原因を取り除くために、生育期には水分や栄養をたっぷり与え、かつ鉢の中が根詰まりしないように、2〜3年ごとに植え替えをしてあげましょう。

 

また、冬場の暖房もシンビジウムに負担をかけてしまい、葉が落ちる原因となりえます。

 

直接温風が当たらないように廊下などに出してあげて、湿度が低くなりすぎるのを防ぐようにしてください。

 

さらに、春と秋には、不要な新芽を取り除く芽かきの作業をして、健康的な株を育てる環境を整えてあげることも忘れないで行ってくださいね。

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