請求書やその内訳書の書き方、また割印の必要性などを解説

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■そもそも請求書とは?領収書とは違うのか
請求書は知識があまりない人からすると領収書と同じような意味合いを持つと考えられがちな文書ですが、明確に違いがあります。

 

請求書とはサービスや商品の代金を支払ってもらうための文書です。

 

そのため一般的にこの請求書というのは支払いのために必要な情報として合計金額や注文内容、支払先、支払い期日などが記載されています。

 

一方で領収書というのはサービスや商品の代金の支払いが終わった後にその支払いが確実に行われたという証明として発行される文書になります。

 

そのため領収書というのはどのようなサービスや商品を購入し、それに対していついくら支払ったのかといったことが記載されています。

 

このように請求書と領収書はどちらも支払いに関する文書になりますが、それぞれの持つ役割には大きな違いがあるのです。

請求書やその内訳書の書き方について

上記の通り、請求書の支払いを行うために必要な情報を記載します。

 

では具体的にどのように何を書くべきなのかと言うと、基本としてまず1つの項目で最低限でも記載しなければいけません。

 

1つ目の項目はその請求書の発行する側の名前です。

 

請求書を発行するのは個人であれば当然個人名ですが、組織であればその会社の名前を住所や電話番号等を併せて記載します。

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2つ目の項目は取引に関係する日付です。

 

一般的に請求書では請求日と支払いの期限の2つを最低限でも記載しておきます。

 

3つ目の項目は請求内容の詳しい内訳です。

 

例えば、この取引でどのような商品をどの個数を提供するのか、また単価はどのくらいなのかといったことも詳しく掲載します。

 

ちなみにこの欄に収まらない場合は別で内訳書を用意することもありますが、この別紙の内訳書も同じ書き方となります。

 

4つ目の項目は請求する金額です。

 

ここでは先ほどの請求内容の合計の金額とその金額に対する消費税、そしてそれらを足した合計の額を記載します。

 

残る5つ目の項目は、請求書を送る相手の名前や住所です。

 

こちらは1つ目の項目と同じように個人名や会社名などを記載します。

 

ちなみに、この他にも請求書の管理をするための番号や手数料の負担する側はどちらかといったことを記載しておくとより良い請求書になりますので、参考にしてください。

請求書では割印は必要か

ビジネス上の契約書では割印を押しますので、請求書でも割印を押す必要があると考えている人がいます。

 

しかし、法律上では請求書は割印どころか通常の印鑑を押す必要も全くないのです。

 

ただ、それぞれの企業ごとに請求書には必ず印鑑を押すという規則を設けている場合がありますので、そのようなケースでは法律のためではなくルールとして守るようにしましょう。

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